故郷の親のこと、気になります?
2007年05月31日 09:00
うれしいことがありました!
新刊が出ました。
『故郷の親が老いたとき -46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)。
高齢者の取材を始めて、13年になります。13年前は介護といえば同居が一般的でした。ところが、高齢少子化、核家族化の影響で、老親と離れて暮らす子世代が増えています。
別居の親が年老いてきてケアや介護が必要になったらどうしたらいいのでしょう。
介護といえば、真っ先に、食事介助やトイレ介助などの身体的な介護が思い浮かぶのではないでしょうか。その次は、介護保険などサービスのことでしょうか・・・・・・。
けれども、思うのです。
そういったことももちろん重要ですが、同時に、自分の生き方と親の生き方をどうすり合わせ、折り合いをつけていくかということも子世代にとっての大きな課題だと。
自 分の人生と親の人生のあいだを行ったり来たり・・・・・・。
この本では、老親と別居している人たちのケースを綴りましたが、同居の人も、そういう部分はあるのではないでしょうか。
親も大事だけれど、自分の人生も大事。
そんなふうに思うことは、わがままでしょうか。
ぜひ、ご一読ください。
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