ニート脱出、介護の世界へ
専門学校に行っていないことが親にバレてしまい、とにかく就職活動をすることになりました。
3年間もふらふらしていた自分には、したいことが何もなく、ただ漠然と就職情報雑誌などを眺める日々。
そんな時、福祉作業所のボランティアに久々に行き、職員の方との雑談で、
「親に学校行ってないのがバレて、就職しなくちゃならなくなったんですけど、別にしたいこともないし……。どうすればいいですかね……」
と、ダメ人間丸出しで聞くと、
「とりあえず、ここのボランティアは来ていたんだから、福祉系の仕事をしてみればいいんじゃないの?」
そうか、その手もありだなぁと思うと、
「福祉人材センターというのがあって、そこに行けば福祉の求人を紹介してもらえるから。考える前にとにかく行ってみろって!」
とまだ若い、兄貴分のような職員は背中を押してくれました。
単純な自分は、本当に何も考えずに福祉人材センターに行っていました。
一口に福祉の仕事といっても幅は広く、何の知識もない自分にはどこがいいのかすら見当もつきません。
そこで、相談窓口で聞いてみることにしました。
「ボランティアを少しやっていただけで、専門学校は中退。何の資格も持っていないんです。それでも就職できるところってありますか?」
そんなふざけたことがよく言えたもんだと、今更ですが反省です……。
しかし、意外にもそんなふざけた奴でも就職はあるとの答え。
15年前は無資格でも結構就職ができたのです。
「特にここ。新設の身体障がい者施設がいいと思うよ。オープニングの職員として就職できるんだから。先輩達も少ないし、ほとんどが新人だから、気分も楽だし。なおかつ、自分たちで施設を作っていくなんて、なかなかできない経験だよ。あなたが再スタートをするのにはぴったりだと思うけどね。」
これは何かあるかも! ダラダラした生活から社会復帰するには、ここしかないと直感。
すぐに施設に連絡を入れてもらい、就職試験を受けることになりました。
そして思いがけず受かってしまい、就職が決定。
3年間のニート生活に終止符を打ち、介護の世界への一歩を踏み出したのです。
コメント
昨日、筑後にて先生を講師にお招きしての、研修に参加させていただきました。肩甲骨のまるで、本当にペットをかっているような、動きに目が点になりました。今日は右肩の肩こりが久々にきついです。私もいつか、鍛えて自分自身で肩こりが解消できるよう、がんばりたいと思います。ありがとうございました。
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