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落合敏の「介護は楽しみながら」

のどごしさわやかデザート

 「食欲がない」といって、食事らしい食事をしていないとき、飲み物にひと工夫してみよう。
 少量で手軽に高栄養なドリンクを作れるし、脱水症も予防しやすい。
 毎日、基本的に摂りたいのは、牛乳および乳製品。
 乳製品は、カルシウムをはじめ、ミネラル、ビタミンの宝庫。特に牛乳は毎日コップ1杯は飲んでほしい。

 しかし、高齢者は牛乳を好まない人も多いし、また、体質的に飲めない人もいる。
 こんな場合にオススメしたいのが、「ミルクセーキ」や「ヨーグルトドリンク」である。
 今回はそのお手軽な作り方を紹介しよう。

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★ミルクセーキ
 牛乳と卵でつくる「ミルクセーキ」は、これ1杯で元気が出る、栄養価の高い飲み物である。
 お好みに合わせて甘味を加減してほしい。
 <作り方>
(1)卵1個を卵黄と卵白に分ける。
(2)牛乳1カップ、卵黄、砂糖または蜂蜜小さじ1をミキサーに入れて軽くかき混ぜる。
(3)(2)が混ざったら、軽く泡立てた卵白を入れて、さらにミキサーでサッとかき混ぜ、バニラエッセンスを1、2滴加えれば、できあがり。
※ミキサーを使わない場合は、上記の材料を同じ順番でボールに入れ、フォークまたは泡立て器で   よくかき混ぜる。
※好みによりミルクセーキをゼラチンで固め、「ミルクセーキゼリー」にしてもよい。

★ヨーグルトドリンク
 ヨーグルトは牛乳を乳酸発酵させたもの。発酵によってたんぱく質が分解されるので消化しやすく、飲みやすい。
 発酵によって生まれた活性物質が腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えるという効果がある。さらに食物繊維と同じような働きもあるので、便通を整えてくれる。
 <作り方>
(1)プレーンヨーグルト1/2カップと同量の牛乳に、砂糖または蜂蜜小さじ1を入れて、よくかき混ぜる。
(2)キウィ、苺、マンゴーなどの果物の皮を剥いて適切な大きさに切り、(1)とミキサーに入れてかき混ぜる。
※甘さは好みで調整する。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
落合敏
(おちあい とし)
栄養学博士。千葉大学講師、茨城キリスト教大学教授などを経て、現在NHP OCHIAI Office代表。「おもいッきりテレビ」をはじめメディアに出演多数。2000年~2004年の4年間、実母を介護した経験をもとに、介護者の視点に立ったお年寄りの食事に関する書籍や介護日誌をまとめたものを上梓。
栄養学博士 落合敏の栄養学研究所 http://www.nhp-ochiai.jp/
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