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野田明宏の「俺流オトコの介護」

胃ろう交換ドキュメント

 8月15日。母が胃ろう交換をした。実は、今回の胃ろう交換では随分と悩んだ。
 悩みに悩んだ末、結局、胃カメラで確認してもらいながらの交換となった。母が胃カメラを飲んで苦しまないように、ということで西大寺病院の小林院長にお願いして前回は造影剤を入れての交換だったのに。
 ★2月18日&22日の記事を参考にして欲しい★
 しかし、造影剤を入れたら下痢をする人が多いことを後に知った。母がその典型だった。前回胃ろう交換後の数日間、下痢が続きオレは泣きが入った。この酷暑下でオレも夏バテど真ん中。オレもちょっと下痢気味(^_^;)
 なので、母には申し訳なかったのだけれど胃カメラを選択した。
 もちろん事前に相談した。胃ろう担当の奥山看護師からは、眠ってもらうので母に負担はあまりないから大丈夫との声を頂戴したことも追い風だった。
 しかし、オレは弱い。本当に弱い。母に楽をして欲しいと願って造影剤での胃ろう交換を前回は無理を言ってお願いしたにもかかわらず、今回はオレが楽したくて胃カメラでの交換となった。
 オレが、母に対する愛情は本物なのか? 
 今も、答えが出ず終いだ。
 もっとも、母はオレが見ていたかぎり、苦しむことなく胃ろう交換を終えた。胃カメラを口から入れても拒否することもなくスムーズであった。
 小林院長には感謝ばかり。無理なお願いなのに、無理と思わせないほどに気楽にオレの撮影を受け入れてくれた。太っ腹。そして、奥山看護師の笑顔にも救われた。
 さて、この連載も今回が最終回。これまで、オレ流とはいえかなり強引なことも書いてきた。読者方々に参考になったか? 大いに疑問だけれど、この1年と3ヶ月、本当にありがとうございました。
 今回の胃ろう交換ドキュメントは、イメージサンプルとして読者方々の参考になると信じています。
 これから、胃ろう造設・交換を予定されている方々には特に!
 では、以下に写真31枚のドキュメントですが、改めまして長い間ありがとうございました。
 皆さま お元気で。

ベッドへ
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センサーを指に挟む
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数値 異常なし
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点滴パック
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足に点滴針を確保しようにも血管浮かばずアウト
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左手に
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固定
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眠りへ
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腹部エコー検査
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胃ろう抜去のための器具取りだし これを今後の交換でも使用する
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差し込み前
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差し込む
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抜く
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抜き去られて 穴が現れる 3時間ほどで閉じる恐れ
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古い胃ろう 新しい胃ろう
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アッという間に新しい胃ろう装着 
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マウスピース装着中
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マウスピース
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準備完了
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胃カメラ準備OK
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導入
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小林先生 奥山看護師
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全体風景
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胃はキレイ
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胃カメラの先頭が来ているのでピカピカ
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ほぼ止血
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お疲れさま
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15分ほど休息後ベッドから車椅子へ移乗  まだ眠りは深い
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胃ろうがちゃんと装着されている写真を頂く
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微笑み ありがとうございました
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コメント


野田さま

ご無沙汰している間に最終回でした。
しかし、迫力あるルポですね。
なかなか見ることのできない現場の写真
ありがとうございました。
無事に交換も終了とのこと。
良かったです。
またどこかの誌面でお会いできれば嬉しいですね。
お疲れさまでした。
和ちゃん いつまでもお元気で。


投稿者: 熊夫 | 2011年08月28日 09:43

野田さん

お疲れさまでした。
お母様 お大事に。
最後の最後 キレイなお姉さんで ありがとう。


投稿者: ヨコハマあほうどり | 2011年08月28日 16:34

熊夫さま

いつもいつも
声を掛けていただきありがとうございました。
コメント欄も華やぎ、助かりました。
また、どこかでお会いできれば私も嬉しいです。
改めまして、長い間 ありがとうございました。

ヨコハマあほうどり さま

はい。母を大切にいたします。
そうなんですよ。
最後の写真が一番ドキドキでした。
ありがとうございました。


投稿者: 野田明宏 | 2011年08月30日 16:55

野田様
 連載お疲れ様でした。終わってしまうのが寂しいですが、また何か始まりますよね。
 胃カメラ、苦しまずに出来て良かったですね。写真も感動しました。最後の奥山NSの写真も最高ですね!


投稿者: ロッキー | 2011年09月01日 09:44

ロッキーさま

どうも どうも
長い間、継続したコメントありがとうございました。
西大寺病院ですが、
院長が替わり病院の雰囲気様変わりです。
もちろん、良い方向に。
ロッキーさんも一度、訪ねてみては?
しかし、ご活躍。
有料も11月オープン。
文字どおりに
飛ぶマグロを釣る勢いですねえ!
また、お力を借りることも近々あると思います。
今後ともヨロシクお願いします。
スミマセン。
なんか、人間関係がバレバレになりました。
最終回ですからね\(^O^)/


投稿者: 野田明宏 | 2011年09月01日 17:18

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
野田明宏
(のだ あきひろ)
フリーライター。1956年生まれ。約50カ国をバックパックを背負って旅する。その後、グアテマラを中心に中央アメリカに約2年間滞在。内戦下のエルサルバドルでは、政府軍のパトロールにも同行取材等etc。2002年、母親の介護をきっかけに、老人介護を中心に執筆活動を開始。2010年現在、83歳になる母と二人暮らしで在宅介護を続ける。主な著書は『アルツハイマーの母をよろしく』『アルツハイマー在宅介護最前線』(以上、ミネルヴァ書房)など多数。『月刊ケアマネジメント』(環境新聞社)にて、「僕らはみんな生きている」連載中。
http://www.noda-akihiro.net/
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