担当ケアマネジャーに送られて
10月30日午前から11月2日午後にかけて、母をショートステイにお願いした。30日は土曜日だったのでショートステイ先からのお迎えがない。基本的に、土・日曜、そして祝日は送迎サービスがないのだ。これは痛い!
というのも、オレは車の免許というものを取得していない。だから、ショートステイまでの道のりを誰かの運転に頼らなければならない。もちろん、オレは母に同行する。
タクシーなどは論外。車で25分ほどの距離なので片道3000円近くまで跳ねてしまう。介護タクシーは視野の範疇だけれど、オレを自宅まで送り返してはくれない。それと、手続きが面倒。
頼るは友人・知人。この日は、母担当のケアマネジャーが来てくれた。
「けあサポに、ケアマネに送ってもらった、と書いても大丈夫かよ?」
それなりに、オレも気配りをする。
「えー? 『担当ケアマネジャーがショートステイに送ってはいけない』なんてこと、見たことも聞いたこともないですよ」
正直なところ、担当ケアマネジャーとの関係は微妙?
あやしい関係というのではない。
つまり、オレにとっては友人であり、母には担当ケアマネジャーでもあるということ。もっとも、オレは母のキーパーソンだから、担当ケアマネジャーはオレの詳細もできるだけ把握しなければならない立場にはある。
母担当のケアマネジャー。オレから名字でNさんと呼ばれたり、名前でSちゃんと呼ばれたり。
「Sちゃん、今朝もキレイよ」
「Nさん、和ちゃんのエアマット交換の件だけど?」
なんだか、けあサポに相応しくない? 奇妙な文面になってしまったけれど、ケアマネジャーと良好な関係が築けると、スコブル融通の利く介護ができるということを記したかった、ということであります。
さて、ショートステイへ“いざ出陣”となると、いろいろと準備というものが必要になる。
母は胃ろうなので、経管栄養剤であるエンシュアを三泊四日分の十缶。一缶は250CC。
着替えもこの時期は多くなる。秋・冬モノ混合でバッグに詰め込む。バスタオル他も。写真のように天こ盛り。
必要・お願い事項記入の一枚の紙。
今回は、
「胃ろう部位周囲へ出てくる浸出液に気配りして欲しい。その浸出液を吸収させるガーゼ交換を頻繁にして欲しい。私とデイサービス職員たちとで、目立ちはじめた不良肉芽をここまで小さくしましたから」
お世話になる身としては記入しずらいのだが、書かねばならない。
ところで、
「がんばらない介護生活を考える会」にアクセスすると、TOP画面にドカーンと。
『介護生活に役立つ がんばらない介護生活“5原則”』
1 1人で介護を背負い込まない。
2 積極的にサービスを利用する。
3 現状を認識し、需要する。
4 介護される側の気持ちを理解し、尊重する。
5 出来るだけ楽な介護のやり方を考える。
あれっ? オレは 頑張らない介護なんてありえない と放言し続けてきたのだけれど、もしかしてオレは、がんばらない介護の実践者?
と、自分自身の介護哲学を揺さぶられる今、現在進行形→
コメント
『介護生活に役立つ がんばらない介護生活“5原則”』
1 1人で介護を背負い込まない。
2 積極的にサービスを利用する。
3 現状を認識し、受容する。
4 介護される側の気持ちを理解し尊重する。
5 出来るだけ楽な介護のやり方を考える
ですね~~~
素晴らしい原則ですね。このなかのひとつを実現できればすごいことです。できなくても頭にいれけとくだけでも楽になるとおもいますよ。
my男さま
なんだか、意識しないうちに、
多くの方々に助けてもらい。
社会資源もアチコチ活用するようになりました。
まあ、
形振り構っていられない
というのが実情です。
形振り構うと
どうしても、一人で背負うことになりますよね。
でも、
それでも、
在宅介護は、頑張らないとできません。
はじめてコメントします。
私は今年5月に自宅で母を看取りました。(末期がん)
「ひとりで介護を背負い込まない」ためには、誰かがそばに来てくれないと、実際には難しい。
でも、いいケアマネさんがいて、いいですね。
悩みを同じように感じてもらえる人こそが、介護者の負担を軽減してくれる気がします。
秋田のタカ さま
はじめまして。
コメント ありがとうございました。
17日は東京におり、返信が随分と遅れました。
とはいえ、時間差かなりでのコメント頂戴でしたので、
発見できたのはラッキーでもありました。
そうですか ご自宅で看取られましたか。
スゴイですね。
今、自宅で看取りたくても周囲が許さないこと顕著ですもんね。
いろいろ、外からでは見えないご苦労もあったと想像できます。
お悔やみ 申し上げます。
我が家のケアマネ。
あまり介護の話はしないんです。
人生相談したり されたり等々。
いつの間にか、友達になってしまいました。
タカさま 今後ともヨロシクお願いします。
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