インターネット上のあたたかいつながり
寒い日が続くと、散歩するのもおっくうになって、すっかり“出不精”になってしまいました。会社だけでなく自宅でもパソコンの前に座る時間が増えたせいか、肩こりがひどくなって仕方がありません。
最近はインターネットを使えば何でも調べられるようになったので、とても便利になりました。前回の「軽度認知障害」もキーワードを入力すれば、さまざまな医学書の文献が出てきます。もちろん、取捨選択をする必要もありますが、介護に関しての情報は、私の場合はインターネットから入手しています。
また、私が加入しているソーシャルネットワーキングサービス(SNS)には、介護に関するコミュニティーがたくさんあります。
介護者同士が集まり、情報交換だけでなく、へこんだ書き込みをしたら、誰かが励ましのメッセージを書き込んでくれます。
ネット上はプロティールが公開されていても本人は特定されませんので、どなたかわからないのですが、コミュニティーの書き込みをすると親近感がわいてくるものです。
誹謗中傷はしない、乱暴な言葉遣いをしないなどの一定のルールを守れば、介護者同士が集まるコミュニティーはとても救いの場所になるのではないかと思いました。
介護者の会がクローズアップされて、新聞などのメディアには交流している模様が掲載されるようになりましたが、どうしても集まるメンバーは年長の方が多いので、行きたい気持ちはあっても二の足を踏んでしまうこともあるでしょう。
でもSNSのコミュニティーであれば、ほぼ年齢層も、境遇も似通っているので、親近感がわいてくると思います。同調するだけでなく、アドバイスまでくれる時もあります。
コミュニティーの加入者数も数十人から、数百人もいます。比較的若い世代の介護者は、会やシンポジウムで姿をお見かけしないので、いないのではないかと思われがちですが、じつは相当数いるのです。
私も時々参加をして、意見交換をさせてもらっています。
次回は2月9日(火)更新予定です。お楽しみに!
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