骨粗鬆症から腰痛がひどくなった母
先日、介護者の会で知り合った女性(40代)と再会し、意見交換をさせていただきました。
70代前半の母親の体調が近年おもわしくないとのことでした。元々、スポーツ万能で、夫婦で山登りをするのが趣味。
ところが、70代に突入したら、足腰が急激に弱ってしまい、昨年夏には膝に人工関節を入れる手術を受けたそうです。1カ月半入院したため、すっかり体力が衰えて、介護認定では「要介護2」を判定され、デイサービスに週に数回通っていると語っていました。
私が驚いたのは、山登りや歩くことなど、足腰を鍛えることこそ、老化防止になると思っていました。女性の母はウォーキングをしていたのにもかかわらず足腰が急に弱って行ったというのです。
それは「骨」の老化、骨粗鬆症が原因でした。
全身の骨がもろくなり骨折しやすくなるので、とくに負担のかかりやすい“太ももの骨の付け根”(大腿骨頸部)や“背ぼねの骨”(脊椎)の骨折がおこりやすくなるそうです。
私の母も骨粗鬆症から腰痛がひどくなり、痛みをがまんするために床に付す日が続きました。そこで、病にかかり入院が長引いたことで腰痛がさらに悪化してしまいました。
入院中は「安静に」と、言われます。
ただ安静しすぎたため、骨粗鬆症からの腰痛や関節の拘縮が起こったのです。安静とリハビリの加減は難しいですね。
今は車椅子の生活がすっかり慣れたので、たまに歩くと心臓に負担がかかってしまう。歩かなければますます足腰が衰えてしまう。高齢者の体も複雑です。今は寒い時期なので、散歩にも出かけられず、猫のようにふとんの中で丸くなっているのが、またよくないようです。カルシウムを摂取しなければ、さらに骨粗鬆症が進行すると医師に言われたため、現在はカルシウムの薬を服用していますが、どう回復させたらいいのか模索中です。
次回は2月2日(火)更新予定です。お楽しみに!
コメント
2月1日は月曜日だし、1月1日は金曜日だったし、
いつ更新なのでしょう?
カルシウムは思考にも効果があるでしょうか。
BATさん、ご指摘ありがとうございます。
次回の更新は2月2日(火)更新予定です。
お詫びして訂正いたします。
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