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村田くみの「シングル介護のホントのところ」

厳寒のソウルにて

 明けましておめでとうございます。今年もこのブログをよろしくお願いいたします!

 冬休みもあっという間に終わってしまいましたが、今回の年末年始は1週間ほど、韓国ソウルに滞在しました。
 年末や年始に3日間ほど旅行に出かけたことは何度かありましたが、カウントダウンを海外で迎えたのは、生まれて初めてです。



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 ソウルは仕事始めの日、記録的な大雪に見舞われたそうですが、私がいた期間もマイナス10何度と、特に晴れた日は冷え込みが厳しかったです。
 雪が降った後なので、路面は氷が張り、何度も足を取られてしまいました。
 ソウルの中心地を流れる清渓川(チョンゲチョン)は好きな観光スポットのひとつです。市が汚い川からきれいな川に整備し、人工でも川のほとりには、さまざまな生き物たちが住むようになりました。川沿いを散歩しながら、昨年の今頃を振り返ってみました。


 母はショートステイを繰り返して、予約が取れない年末年始は自宅で過ごし、成人式が過ぎた頃、またショートステイに戻りました。自宅で面倒を看ていると、忘年会に行っても楽しい気分になれないので、ほとんど参加せず、自宅で過ごしていました。
 1年経って、再び清渓川のほとりを歩くことができるとは・・・感極まり目頭が熱くなってきた頃、足元に注意していなかったため、おもいっきり尻もちをついてしまいました。
 お正月も親たちの面倒を看て下さる施設の皆さんには、本当に感謝しなければなりません。わざわざ韓流スターの話をするために、母の部屋まで訪ねてくれるスタッフの方もいて、母の機嫌もずいぶん良くなったことがありました。「韓流」は心の特効薬ですね。


 今年は寅年。勢いづいて行きたいところですが、この穏やかな時間が続くことを願っています。


 次回は1月12日(火)更新予定です。お楽しみに!


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
村田くみ
(むらた くみ)
1969年東京生まれ。会社員を経て1995年毎日新聞社入社、週刊誌「サンデー毎日」所属。主に経済、環境、介護の問題に携わる。現在、母親の介護に従事しながら、介護の体験記、介護者に役立つ情報を適宜発信中。
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