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村田くみの「シングル介護のホントのところ」 2010年01月

骨粗鬆症から腰痛がひどくなった母

 先日、介護者の会で知り合った女性(40代)と再会し、意見交換をさせていただきました。
 70代前半の母親の体調が近年おもわしくないとのことでした。元々、スポーツ万能で、夫婦で山登りをするのが趣味。
 ところが、70代に突入したら、足腰が急激に弱ってしまい、昨年夏には膝に人工関節を入れる手術を受けたそうです。1カ月半入院したため、すっかり体力が衰えて、介護認定では「要介護2」を判定され、デイサービスに週に数回通っていると語っていました。
 私が驚いたのは、山登りや歩くことなど、足腰を鍛えることこそ、老化防止になると思っていました。女性の母はウォーキングをしていたのにもかかわらず足腰が急に弱って行ったというのです。



「もの忘れ外来」に行くまでが難しい

 「母の様子がどうもおかしい」、と感じていても「もの忘れ外来」に連れていくまでが、また一苦労です。
 案の定、「介護認定通知書」に書かれていた「軽度認知障害」という疾病にかかっていることを認めようとはしませんでした。
「自分は(頭が)しっかりしているのだから、認知症なんかじゃない!」
 と、ヒステリーを起こすありさま。
「検査で何もなければ、それで安心できるじゃない」
 そうなだめても絶対に検査や診察を受けようとしません。困ったものです。



母の様子がおかしかったのは?

 昨年の秋、母の様子がおかしい時期がありました。感情の起伏が激しく、気に入らないとヒステリーを起こす・・・。
 私もお手上げ状態の時もあったのですが、これらの症状が、病気から来ているものかもしれないと知ったのは、後に市町村の役所から取り寄せた「介護認定通知書」に書かれている「医療情報提供書」を見てからでした。



厳寒のソウルにて

 明けましておめでとうございます。今年もこのブログをよろしくお願いいたします!

 冬休みもあっという間に終わってしまいましたが、今回の年末年始は1週間ほど、韓国ソウルに滞在しました。
 年末や年始に3日間ほど旅行に出かけたことは何度かありましたが、カウントダウンを海外で迎えたのは、生まれて初めてです。





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プロフィール
村田くみ
(むらた くみ)
1969年東京生まれ。会社員を経て1995年毎日新聞社入社、週刊誌「サンデー毎日」所属。主に経済、環境、介護の問題に携わる。現在、母親の介護に従事しながら、介護の体験記、介護者に役立つ情報を適宜発信中。
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