娘に当たる母の気持ち
2009年11月17日 09:00
ここ1か月ほど、じつは私自身、体調がよくない日が続きました。
母が倒れてずっと面倒を見てきましたが、なぜか母は私の顔を見ると、「憎まれ口」を叩くようになって、最近それがひどくなってしまったのです。
ささいな出来事がきっかけで口論も絶えなく、仕事に出かければ腹立たしい気分も切り替わったのですが、それも切り替わらなくなり、疲れが出てしまったのです。
このままではマズイと思った時、ある日、偶然にもかかりつけ医の看護師さんから呼び出されて、ここぞとばかりに相談をもちかけてみました。看護師さんいわく、
「季節が変わって寒くなってきたので、骨粗鬆症から来る腰の痛みが、強く出ているのかもしれません」
とのことでした。
母は寝たきりの生活が続いたので、腰部脊椎管狭窄症も患っていまいましたが、高齢のため手術ができず、痛みは我慢するしかなかったのです。
「寒いと痛みが増すことがあります。痛みによるストレスで、身近にいる娘さんに、つい当たってしまうのではないでしょうか」
と、言われて、納得しました。
痛みを我慢して、座る姿勢を変えるうちに、別の部位に痛みが生じたり、悪循環に陥っていましたが、後に別の薬を処方してもらったところ、母も、
「痛みは消えないが我慢できる」
と、ようやく落ち着きを取り戻しました。
介護をしているとさまざまな「悩み」に突きあたりますが、この種の悩みの場合は、まずは、親の症状や体調を日常から把握してくれている医師や看護師、ケアマネジャーなどの専門家に相談してみるべきだと実感しました。
母が穏やかに過ごしてくれるようになったおかげで、私も気持ちが楽になってきました。
次回は11月24日(火)更新予定です。お楽しみに!
コメント
村田くみさま、こんにちは。
体調大丈夫ですか?
私も母と二人なので・・・気持ちがよく、よく分かります。わが家の改善は寝る前に二人でストレッチ体操+ワハハ体操(レスリングの浜口パパさんのです)+Happy体操(これはHAPPYと声に出していうと、顔の筋肉の運動になるそうで、又家ではポジティブシンキングの一環としてやっています。)一日を笑いで終わらせる=”笑う門には福来る”で頑張っています。
村田くみさんに教えて頂いた11月11日は、自分へのご褒美と素直に受け入れて、少し高いスイーツを購入し(食事制限がありますが、お母さんにも少しあげましたよ(笑))リフレッシュしました。ありがとうございました。
ちりさま
楽しいアドバイスありがとうございました!
そういえば最近、思いっきり笑ったこともあったっけ……と、思うほど、眉間にしわが寄っていたかもしれません。
ワハハ体操とハッピー体操、さっそくチャレンジしてみます。
「自分にごほうび」も、すっかり忘れてしまいましたので^^;少しリフレッシュしたいと思います!
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