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村田くみの「シングル介護のホントのところ」

忙しいときの“息の抜き方”

 私の仕事は一週間に一度、締め切りがあります。その日までに取材を行うため、自分でスケジュールを立てやすいメリットがある反面、つねに時間に追われているというデメリットもあります。
 取材先に出かける時も、商店街を歩きながら、近所のスーパーとどちらが安いか、価格チェックをしたり、ふと猫の鳴き声に呼びとめられて足を止めたり、“急がば回れ”ではないんですが、寄り道ばっかりしている人生です。

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 自宅で親の介護をしている時は、大好きな「韓国ドラマ」のDVDを見る暇もなく、仕事が終わっても自宅でのんびりする時間は、まったくありませんでした。
 そんな時、気分転換していたことと言えば、上記のような“勝手きまま散歩”でした。

 今年の春、「散歩の特集」の取材をした時、テレビ番組「ちい散歩」(テレビ朝日系、朝10時~)のロケに同行させてもらい、俳優・地井武男(ちい・たけお)さんの「歩き方」に感動を覚えたものです。
 目的地に向かってただひたすら突進するのではなく、沿道に咲く花に足を止め、商店街で“買い食い”をしながらおじさん、おばさんと会話を楽しまれていました。

 私もさっそくマネをしてみました。
 あらたまって公園や庭園などに出かけるための時間もお金もないので、たとえば、少し早目に退社できたら、地下鉄に乗るところ、1~2つの駅ぐらい歩いて、沿道に咲く花をながめながら、そこで季節を感じとっていたものです。

 この夏は、民家の玄関先や沿道に咲くムクゲの花にずいぶん癒されました。
 勢いあまって2~3キロ歩いた時もありましたが、気のせいか、いくら歩いても疲れなくなったのです。
 忙しい時こそ、お金もかからない(これが大事)、“勝手きまま散歩”はおすすめです。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
村田くみ
(むらた くみ)
1969年東京生まれ。会社員を経て1995年毎日新聞社入社、週刊誌「サンデー毎日」所属。主に経済、環境、介護の問題に携わる。現在、母親の介護に従事しながら、介護の体験記、介護者に役立つ情報を適宜発信中。
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