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村田くみの「シングル介護のホントのところ」 2009年08月

介護と腰痛の深い関係

 自宅で介護を行う家族の悩みに「自分自身の健康不安」があると思います。
 7月28日のブログで、ストレス解消に暴飲暴食を繰り返すうちに太ってしまったと書きましたが、もうひとつ悩んでいるのが、なかなか消えない「腰痛」です。



「見守り」機器はおひとりさまの強い味方

 先週はある女優さんの死をきっかけに、誰にも看取られず息を引き取る“孤独死”をテーマに取材をしました(8月18日発売サンデー毎日8月30日号)。
 ひとりで暮らす老親を見守るため、またはひとりの老後を安心して過ごすためには、自治体の取り組みや機器類を含めて、どんなシステムがあるのか個人的に興味があったのですが、意外な発見がありました。



こんなところにも「冬ソナ」効果

 音楽を聴いてリラックスするだけでなく、治療にまで発展させた「音楽療法」が、介護や医療の現場に取り入れられてきました。
 高齢者の方が楽器を鳴らしたり、歌を歌うと、個人差にもよりますが、呼吸運動を円滑にしたり、麻痺や拘縮(こうしゅく)した手を動かせるようになるそうです。ストレス解消のみならず、痴呆の改善や運動機能の向上、意欲の向上など身体・精神面の両方に効果が認められてきました。
 音楽を聴くことで、当時をなつかしく思ったり、忘れかけていた記憶がよみがえる経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。それが頭の体操にもなるのですね。



“昭和レトロ”のデイサービス

 母の介護度は「要介護2」なので、ショートステイを利用し、在宅時には通所介護(デイサービス)を1週間に2回程度利用するプランを作成してもらいました。
 ところが、デイサービスには「行きたくない」と言い出しました。すでにお年寄りたちがグループをつくっていて、居心地があまりよくなかったそうです。



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プロフィール
村田くみ
(むらた くみ)
1969年東京生まれ。会社員を経て1995年毎日新聞社入社、週刊誌「サンデー毎日」所属。主に経済、環境、介護の問題に携わる。現在、母親の介護に従事しながら、介護の体験記、介護者に役立つ情報を適宜発信中。
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