男のこだわり

あけましておめでとうございます！ヾ(´▽｀)ﾉ
今年もこのブログに遊びに来ていただけますように…
よろしくお願いします！

さて、年末に大掃除をして家の中はとっても綺麗、なハズの利用者さん宅ですが…今日訪問したおじいちゃんの家が今まで訪問した中のベスト３に入る散らかり具合だったのです。

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クニ「おはようございまーす…おわっ！」

いきなりすごい煙草の煙！

おじ「おはよーう…」

おじいちゃんの声は聞こえるけどすぐに姿が見えない。。。

家具やゴミをかきわけかきわけ、やっとおじいちゃんに辿りつくと

おじ「まずはゴミを出してきてくださいな」

ご、ゴミって…どこからどこまでが〜！？Σ(ﾟдﾟ;)
布団のまわりはおじいちゃんしか分からない必需品とゴミとでごちゃごちゃになっています。
このアイスのフタはいらないだろう…とゴミ袋に入れると

おじ「それは…使うんですよ〜」

えっ…何に？
おじいちゃんにしかわからない基準。
布団のまわりはおじいちゃんが長年の暮らしであみ出した最高のポジションにおさまっているそうで…布団の中から必要な物全てに手が届くようになっています。
格闘すること15分。何とかゴミらしき物をゴミ袋に入れ分別終了。
部屋はまだまだゴミだらけに見えるんですけどね。。。(;^_^
そして！もっと問題は調理です。

おじ「あるもので作ってくださ〜い」

そう言うおじいちゃんですが…冷蔵庫を開けてもコーヒーやポン酢など材料になるものは見当たらない。

クニ「探すか…」

意を決して台所まわりのゴミだらけ（に見える）の中から食材を探し出す。
すると芽が出かかっているジャガイモとたまねぎ、多分ひとまわり大きかったんであろうしぼんだニンジンと冷凍庫から少しの豚肉を発見。
使えるところをなんとか切り出してみる。
肉じゃがが出来る！希望の光が見えてきました。

クニ「これが本当の捜索料理ですね！」
おじ「は…？」

渾身のギャグも物が多すぎておじいちゃんのところまで届かない。。。
こんぶだしなんだかかつおだしなんだかよく分からない謎の粉末のだしと冷蔵庫にかろうじてある調味料を使って私はやり遂げました…！(ﾉ_-｡)

おじいちゃんが食卓に移動したので（布団のすぐ横ですが）空いた部分を掃除しようかと思って布団をめくると
なんと、ズボンの寝押しをしてあるじゃありませんか！
この部屋の…正直ゴミやほこりだらけの中でズボンだけがピシーッとしわの無いように管理されている…！なぜ〜？？

クニ「おじいちゃん、このズボン…」
おじ「ズボンはな…しわひとつないようにするのがワシのこだわりです。ズボンがしわしわじゃあだらしのない人間と思われますからね」

がーん！(￣Д￣；；
おじいちゃんは人からどう見られるかなんてこだわらないタイプだと思ってた…失礼だけどだらしない生活が好きなんだと思ってたんです〜！！

ごめんね、おじいちゃん。
おじいちゃんにはおじいちゃんのこだわりがちゃんとあるんだよね。
深く反省した私なのでした。
それにしても、私だったらズボンなんてその辺にかけといて部屋をもうちょっと綺麗にしたいと思うけどなあ。
やっぱわからないわ、男のこだわり。