おばあちゃんの変換術
今年九州女子になった私ですが、未だ方言には悩まされることが多いです。
やっぱり仕事だし、きちんと聞き取れないと大切な事を聞き逃したりしてしまいそうで…。
けっこう緊張しながら耳を傾けています。
今日訪問したおばあちゃんはとにかくお話が大好き!
毎回機関銃のように話してくれる方です。
でも話す量が多ければ分からない言葉が増える確率も上がる…。ちょっとかまえながら入室。。。
クニ「こんにちは〜!」
おば「あら!いらっしゃい。よう来たねえ。もーう腰が痛くって痛み止め飲んだんだけどあんまり効かんのよぉ。やっぱこんだけ太ってるとなあ。痩せなきゃ痩せなきゃと思いながらね〜、ほらアタシ料理大好きだから!それでね、こないだも…」
のっけから話が止まらない。(・・;)
おまけにおばあちゃん、趣味はテレビ鑑賞。
しかもドラマが大好きなので昼〜夕方放送されているドラマにかなり精通しているのです。
ドラマの内容を毎回こと細かに教えてくれるのですが
おば「あの子のこと心配なんよ…。だって人が良すぎてさ、すぐ男に金を貸したり世話を焼いてしまうんよ〜。おまけにお母さんが怖い人でね。結構意地悪してきてなあ。嫁になれるか試しとるんやね。でもいい子だから最近お母さんも心開いてくれるようになってきてなあ、結婚できるかもしれないんよ!良かったなあ、良かったなあ。」
……w ( ̄▽ ̄;)w!!!
あまりに詳細、かつ親身…!!最初おばあちゃんの身内の話かと思いました。
ちなみにこの間までハマって見ていたのは「花よりだ●ご」でした。
金持ちはすごいねとか松潤かっこいいとか…まさか利用者さんの家で嵐の話ができるとは!若い!!
こんな風にとっても明るくて優しく世話好きなおばあちゃん。
しょっちゅう料理を大量に作ってはご近所に配っています。今日も料理の話をしていたら冷蔵庫をがばっと開けて見せてくれたのですが
クニ「わ!卵が大量に入ってる!おばあちゃん、また何か作ってご近所に配るんでしょ」
おば「違うの!あずかってるんだよ〜。」
おばあちゃん、ついに冷蔵庫のレンタルまで…。(○ ̄ ~  ̄○;)
おば「隣のおばちゃんがね、この卵でサンドイッチをたーくさん作るんだって。冷蔵庫に入りきらないっていうから、じゃあ家に置いとけばいいよ!っていってね。明日とりに来るんだよ」
クニ「お隣の方、そんなにたくさんサンドイッチを作るんですか?」
おば「いやねえ、それが角にお弁当屋さんあるでしょ。あのお弁当屋さんが人手不足らしいんよ。で、おばちゃんが時々サンドイッチだけ頼まれて作ってるんだって。」
近所のおばちゃんが作ったサンドイッチが商品になっている。なんとも地方らしいほほえましいお話。
クニ「わ〜!そこまでいくともう、お仕事ですねえ。」
おば「そうそう、おいしごつよ〜!おばちゃんのサンドイッチ最高なんよ!」
えっ…!今なんか話がおかしくなかった?!
伝わらなかったっていうか…。
わかった!方言だ!!
そう、おばあちゃん
「お仕事」を「おいしごつ」=「美味しい」と変換したのです!
後から事務所で聞いたら、美味しい事を「おいしごつ」とか「うまごつ」とか言うそうで、おばあちゃん「美味しい」と理解してそのまま話を進めていってしまったのでした。
いつもなら緊張してしまう聞き間違い。
でもおばあちゃんの人柄とマイペースな話っぷりで思わず笑えてきてしまいました。( ´艸`)
これからは私もあんまり緊張せずに、楽しく会話ができるようになったらいいなあと思ったのでした。
コメント
方言って難しいですよね(^o^)私も父の田舎に帰ると、半分位話が通じなかったりします。でも、そのうち慣れてくると思うので気長に頑張って下さい♪
なっち〜♪さま
そうですよね、きっと慣れると信じて…!
でも慣れるにはすごーく時間がかかりそうです。
フィーリングでなんとか感じ取りたいです。
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