飛んだ…!!
だんだん梅雨にもあきてきました…へとへとです、すいません。
利用者さんもご家族も体調を崩しがち。お疲れ気味です。
そんな中!今日のおじいちゃんは本当にパワフルでした。
まず申し送られたのが
先輩「殴られないでね!おじいちゃんの右手射程圏内に入らないこと」
ひ、久しぶりのファイターだあ。悪気なく手が出てしまう利用者さんもいます。
きちんとよけられるかしら。。。
緊張しながら家に入るとかわいいおばあちゃん。そしてベッドで横になっているこれまた小柄なおじいちゃん。
夫婦二人暮らしだそうです。なんだかオシドリみたい…(´▽`)
お母さんが小さい声で言いました。
お母「気をつけてね〜よろしくねぇ〜」
優しい雰囲気で華奢なこのお母さんがおむつ交換を手伝ってくれます。
その最強フォーメーションがこれ。
…最強? いやいや、私頼りないけど頑張りますからね〜!
お父「よろしくなぁ〜」
あらぁ〜お父さんもかわいいワ…(●´ω`●)
と思いながらおむつに手をかけた次の瞬間!
お父「もういいー!!」
お父さん豹変。Σ(゚ロ゚))」まだ何もしてないんですけどっ。
クニ「すぐ終わります、終わりますからね〜!」
声をかけながらおむつ交換をしようとするけど初めてで手際が悪い私。
お父さんのいら立ちがMAXに達し遂に…
パチーン!(|||ノ`□´)ノ
右フックが私の顔面にきれーいに入りました。。。
クニ『い、痛がってる場合じゃない。早く終わらせてあげないと…』
バチィィン!!
えっ?今私痛くない…あ〜っ!
お母「なんてことするのー!あやまりなさーいい!!」
なんとあの華奢なお母さんがお父さんに強烈ビンタをおみまいしているではありませんかっ。
クニ『お、お母さんそんな力どこにあったの?』
と呆然としてたら次はお父さんがお母さんに
パッチーン! ひゅーん!
お、お母さんの眼鏡が飛んだ〜!!
夫婦喧嘩勃発です。
クニ「お父さん、お母さん、やめてぇ〜」
二人をなだめ、なんとかおむつを閉じ…
気づけば3人で試合終了後みたいになってました。(;´ρ`) カーン。
お父「ごめんなさい」
おむつ交換させ終わればご機嫌なお父さん。
えへって笑ってる…!うーん、何か憎めないんだよねえ。
あいさつをして家を出ると庭先にお母さんがちょこんと座っていました。
クニ『お母さん…あんな小さい体でお父さんの介護をずっと一人でしてきたんだ…』
お母さんの小さい背中を見て次はもっと素早くおむつ交換しなければ、と思いながら事務所に帰ったのでした。
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