第23回 下腹ぽっこり ―からだの悩みを解消して、よりよい介護ライフを!
2012年03月14日 09:10
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回は、たるんだ下腹をすっきりさせる均整ケアを紹介します。
年齢とともに気になるのが、お腹まわりのラインですね。下腹がたるむのは、骨盤が前に傾いて、内臓を支える筋肉がゆるんでくるからです。
今年も暦のうえではもう啓蟄です。腰椎1番の均整体操をして、冬の間にたるんでしまった下腹をすっきりさせましょう。ちなみに、「腰痛」の回で紹介した体操と同じものになります。
★下腹すっきりの均整体操
腰椎1番は、知覚や頭のはたらきと深いかかわりがあります。均整体操でゆがみを整え正しいかたちに戻してあげると、活発になりすぎた頭のはたらきを鎮め、ストレスによる緊張状態をほぐすことができます。
すると、寝付きがよくなり、胃酸過多による胸やけやげっぷ、口臭などの不快な症状なども解消されますから、思い当たる方は試してみてください。
また、その場でできる方法として、息を吸いながら下腹を引っ込めるストレッチをおすすめします。
★下腹引っ込めストレッチ
(1)大きく息を吸って、下腹を引き締める
(2)その状態で、ゆっくり爪先立ちし、キープする
(3)余裕があれば、片足ずつ浮かせて、キープする
ボディライン全体を引き締めるには、ダイエットに関する本や雑誌の特集で私がよく紹介する、「骨盤トントン体操」がとても効果的です。この連載でも以前、取り上げましたので、その回のページも是非、参考にしてみてくださいね。
7月27日 第8回 歯の痛み―介護者によくある「からだ」の症状
次回はついに最終回。手首とひじの腱鞘炎にきく均整体操を紹介します。
均整体操のポイント
★1日1回にとどめる
★起床時か就寝前が効果的
★空腹時、満腹時は避ける
★1日1回にとどめる
★起床時か就寝前が効果的
★空腹時、満腹時は避ける
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。