第20回 不安感―介護者によくある「こころ」の症状
2012年01月25日 09:10
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回は、「不安感」を感じる方によい均整ケアを紹介します。
介護していて急に不安な思いにかられた、という経験はないでしょうか。差し迫った原因はないのに、先々のことをあれこれと考えるうちに気持ちが沈んできて、何だか哀しく心許なくなってしまう。しまいにはうっすらと恐怖のようなものすら感じる、という具合です。
そのようなときは、だいぶ腎臓に負担がかかっているはずです。以前、「腰痛」の回で紹介した、腰椎2番体操をして、腎臓をリフレッシュして気持ちを整えていきましょう。
★不安感をやわらげる均整体操
不安な気持ちになる人は、五臓六腑のひとつ、「腎」が痛んでいるとみなします。腎臓はホルモンの分泌にも関係しますので、例えば、最近、髪の毛がぱさついてきたり、白髪や薄毛が気になったりすることはありませんか。また、自覚がなくてもからだが冷えています。靴下を2枚履きするなどして、日頃からからだを温める工夫をしましょう。
腎臓が弱っていると、からだの脇に痛みを感じることもあるでしょう。その場でできる方法として、脇の筋肉を伸ばす体操がおすすめです。一日に何度となくして、不安な気持ちを吹き飛ばしましょう。
★脇を伸ばす体操
次回は、こころのケアとして、「やる気が出ない」ときの均整体操を紹介します。
均整体操のポイント
★1日1回にとどめる
★起床時か就寝前が効果的
★空腹時、満腹時は避ける
★1日1回にとどめる
★起床時か就寝前が効果的
★空腹時、満腹時は避ける
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