ページの先頭です。

ホーム >> 家庭介護サポーターズ >> 健康的な介護ライフのために 均整ワンポイントアドバイス
健康的な介護ライフのために 均整ワンポイントアドバイス

第17回 嚥下障害―介護を助ける、かんたん均整ケア(被介護者向け)

 けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
 今回は、ものを飲み下しやすくするための均整ケアを紹介します。


 食事などの際に、「のどがつかえて、ものが飲み込みにくい」と訴える方がいらっしゃいます。いわゆる「嚥下障害(えんげしょうがい)」がみられる場合、首の筋肉が萎縮していたり食道がねじれていたりしていることがあります。首まわりをやさしく動かしてあげましょう。

続きを読む



★嚥下障害の均整ケア


 首の体操のあと、食道を通しやすくするために、胸の上から軽くマッサージすることもお忘れなく。ゆっくりとやさしく、丁寧に、がポイントです。

 お年寄りの場合、のどが乾いていることに気がつきにくく、水分不足になっていたりしますので、のどを潤してあげてください。また、ときには、口のなかの病気が関係していることもあります。状態をよく見分けて、かかりつけの医師に相談しましょう。


 さて、今年も暮れになりましたが、お正月を迎えると、「お餅をのどにつまらせて…」、なんてニュースを耳にします。そんなときの応急処置として、腕の内側にある「郄門(げきもん)」というツボを刺激する方法があります。

★郄門のツボを刺激する
★郄門のツボを刺激する


 そのほかに、からだの前後をはさんで胸と背中を同時にたたき、食道や気管支に刺激をあたえるやり方もあります。

★からだの前面、胸をたたく
★からだの前面、胸をたたく

★からだの後ろ面、背中をたたく
★からだの後ろ面、背中をたたく


 次回からは、介護者によくある「こころの症状」のための均整体操を紹介します。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
松岡博子
(まつおか ひろこ)
福岡県生まれ。アピア均整院院長。「身体のバランスをとることで健康になる」身体 均整法に出会い、「生き方は姿勢に現れる」と思い至る。身体均整師として研鑽を積む一方、身体均整法をベースにした家庭療法の開発にも力を注ぎ、多くの指示を得ている。
アピア均整院
http://www.apia-kinseiin.net
ブログ「仙骨1番」
http://apia-kinseiin.livedoor.biz/
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books