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健康的な介護ライフのために 均整ワンポイントアドバイス

第15回 痔―介護を助ける、かんたん均整ケア(被介護者向け)

 けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
 今回は、痔のトラブルをやわらげる均整ケアを紹介します。


 排便時に強くいきむなどして、肛門あたりがうっ血したり切れたりしてなる痔の症状。便秘や冷え、同じ姿勢で座り続けるなどすると、なりやすくなると言われています。

 実は痔には肝臓のはたらきが影響しています。介護される方にその症状がみられたら、まずは肝臓を温めてあげましょう。

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★痔をやわらげる均整ケア

 肝臓をゆっくりと温めたら、すじ状に固くなっている「左そけい部」(=左の腰骨とももの付け根あたり)をほぐしていきます。もんだりさすったりするのではなく、両手でその場所をおさえるだけで結構です。


 さらに手軽にできる痔のケアに、ツボの指圧があります。両耳の先端を頭のてっぺんで結んだところにある「百会」というツボは、昔から痔によいことで知られています。ここを、両手の親指でやさしく触れてあげましょう。


★百会のツボを指圧する
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 次回は、咳をしずめる均整ケアを紹介します。


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プロフィール
松岡博子
(まつおか ひろこ)
福岡県生まれ。アピア均整院院長。「身体のバランスをとることで健康になる」身体 均整法に出会い、「生き方は姿勢に現れる」と思い至る。身体均整師として研鑽を積む一方、身体均整法をベースにした家庭療法の開発にも力を注ぎ、多くの指示を得ている。
アピア均整院
http://www.apia-kinseiin.net
ブログ「仙骨1番」
http://apia-kinseiin.livedoor.biz/
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