第12回 不眠・うつ症状―介護を助ける、かんたん均整ケア(被介護者向け)
2011年09月28日 09:30
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回は、不眠や気分の落ち込みのための均整ケアを紹介します。
介護を必要とする方が「眠れない」と訴えることはわりとよくあります。とくにお年寄りは寝つくのに時間がかかり眠りが浅いため、十分な睡眠がとれないと感じるようです。寝不足の状態がつづくと、気分も落ち込んでしまいます。
不眠を感じる方は、足を十分に動かしていないので、全身の血流のバランスが乱れています。両手を使ったマッサージで足をもみほぐし、血のめぐりをよくしてあげましょう。
★からだの血流をよくするマッサージ
血のめぐりをよくし、からだを温めるという意味では、温めたタオルを足首に巻くのも効果があります。また、同じようにアイパットまたはタオルで目の周りを温めるのも、自律神経のバランスが整い、リラックスして眠りにつけるようになります。あわせて試してみましょう。
★足首をタオルで温める
★アイパット等で目の周りを温める
次回は、尿や便といった排泄の悩みを解消する均整ケアを紹介します。
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