第11回 関節の拘縮をほぐす―介護を助ける、かんたん均整ケア(被介護者向け)
2011年09月14日 09:10
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回から、介護を受ける方のための均整ケアを紹介します。
介護を必要とする方に、関節が動かなくなる「関節性拘縮」が手指やひざ、足首などで起こると、食事や着替え、トイレなどの世話がしにくくなります。
拘縮がある方は、からだ全体が緊張しています。両手を使ったマッサージでその緊張をほぐし、動かしにくくなった関節をやわらげることができます。試してみましょう。
★関節の拘縮をほぐすマッサージ
関節の拘縮が進むと、その部分が動かしにくくなるだけでなく、痛みも伴います。拘縮した部分をほぐす前に、まずはお腹を温めて緊張をやわらげ、全身をリラックスさせることが大切です。
ただし、マッサージは決して力を入れず、優しくゆっくりと、さするように行いましょう。できるだけ毎日、続けてみてください。
次回は、不眠の悩みを解消し、寝つきをよくする均整ケアを紹介します。
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