第2回 前後タイプの腰痛―介護者によくある「からだ」の症状
2011年04月27日 09:25
けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回から3回にわたり、腰痛をやわらげるアドバイスを紹介します。
前回は、からだのゆがみにはパターンがあること、そして、そのパターンから体型が3つのタイプに分けられることをお伝えしました。
つまり、からだの上体が…
★前後のどちらかにゆがみやすい
★左右のどちらかにゆがみやすい
★左右のどちらかにねじれやすい
という、3タイプの体型に分類できるのです。
タイプの見分け方については前回分をご覧ください。
介護者の皆さんを苦しめる「腰痛」も、自分にあてはまる体型から、原因と対処法をさぐることができます。
まずは、からだが前後のどちらかにゆがみやすいタイプの「腰痛」について見てみましょう。
上体を前に曲げたり、もしくは後ろに倒したりすると腰に痛みを感じる人は、このタイプです。
腰の部分にある1番目の骨にあたる「腰椎1番」のゆがみが疑われます。
腰椎1番がゆがんだり硬くなったりすると、頭のはたらきや生殖器のはたらきが乱れて、
女性ホルモンのバランスがくずれ、自律神経系も乱れます。
腰椎1番のゆがみを調整するのに、こちらの体操を試してみましょう。
★前後タイプには「腰椎1番」の均整体操
腰椎1番のゆがみをとると、頭の疲れがとれて、気持ちが落ち着き、よく眠れるようになります。
立ったままできる体操も紹介しますので、お試しください。
★立ったままできる均整体操
(1)両足を腰幅に開き、肩の力を抜いて真っすぐ立つ
腰椎1番をゆがませないためには…
★寝不足は禁物です
★甘い飲み物は控えましょう
★椅子に座るときに、「仙骨」を立てて座りましょう
次回は、上体を左右のどちらかに倒すと痛むタイプの「腰痛」について詳しく紹介します。
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