老後の楽しみ
2009年01月26日 09:00
老後の楽しみはなんですか?
はい 海外旅行です
老後の楽しみはなんですか?
はい 孫の子守です
老後の楽しみはなんですか?
はい ボランティアです
楽しみは 人それぞれ
でも 不思議だな
老いた後は「あの世」だけ
どんな楽しみがあるのかな
老後の楽しみはなんですか?
「老後」が「あの世」なら
聞く方も 答える方も
どんな会話になるだろうか?
◎座右の書である諸橋轍次先生の『中国古典名言事典』(座右版、講談社)の『荘子』には「死者の楽しみ」の寓話がある。荘子が路傍の骸骨に向かって、「おまえは生前どんな罪を犯して死んだのか、悪病にでもかかって死んだのか。」と骸骨をあわれんでいった。すると遺骨は、「とんでもない、あまえたちはまだ死者の楽しみを知らないのだ。死者には君臣の関係もなければ、春夏秋冬の変化もない。王者の楽しみといってもこれに及ばない。」といって荘子をたしなめたという(366頁参照)。
◎「死後の楽しみ」は分からないが、「いま」「ここで」「ご縁のあるひと」といっしょに生きている楽しみこそ大切にしたいものだ。それは「骸骨」ですら体験できない至宝だから。
◎私と同じ発想をすでに文字化している人がいるかもしれません。その時は、お知らせください。
コメント
私は老後の楽しみは、人に必要とされる事ですね。うーん、違うね。難しい。人との触れ合いかな?
あの世は亡き父に会えるので楽しみです。
日常的に使っている「老後」ということば。
老いた後と書くこのことばは、改めて考えてみるととても不思議ですね。老いた後はみんな同じ結末が待っているのに……
今を一生懸命に生きよう!!楽しもう☆と思いました(●^o^●)
私のあの世の楽しみは、また、この世に人間として再生することです。あの世では、つらさや苦しいことはないでしょうが、やはりこの物質界に生きて、いろんな体験や感動をいっぱいしたいです。
そして自分の老後の楽しみは、・・・うーん、考えたこともありません。施設にお世話になっている身内には私に会うのが楽しみだと言ってもらえます。涙ながらに。自分もそうなるのでしょうか。老後の楽しみも段階があり、気力・体力があるうちにできることは早めにやっておいた方が良いのかも知れませんね。
アンパンマンの作者やなせたかしさんは今年90歳になられるそうですが、1月17日高知新聞夕刊のエッセイの最後にこう書かれてました。とても印象に残ったのでご紹介します。
「ここまできたらもう思い残すことはない。しかしね、人生の最後へきてからクライマックスがきたみたいで世間は不況だがぼくは面白いことが多くて今死ぬのは未練が残る。生きていることはほんとうにいい。生命が愛しい。」(原文のまま)
ご無沙汰して、遅れましたが今年もよろしくお願いします。
先生の「老後の楽しみはなんですか?」ということを中国で聞けば、「晩年の生活はどのようにすれば有意義と思うか?」がよく使われている。聞き方は少し違ったが、答え方は不思議に同じで、「旅行」、「孫の子守」、「地域のボランティア」である。「老後の楽しみ」に対して、「老前の楽しみ」も同じく、「家族」と「仕事」であろうが、いや、先生のお言葉に啓発されて、「老前の楽しみ」には「友達」をプラスすれば、人生が有意義になるだろう。
『老後の楽しみ』 いいですね。
今の私の老後の楽しみは、子供たちが巣立って行き、夫と二人、のんびり暮らすことでしょうか
・・・・
平凡ではありますが私の一番の楽しみであります。
「老後の楽しみは?」と聞かれますと、「さて、父の老後の楽しみは何だったのか」と考えてしまいます。母が他界してからの98日は生きる力を失っていたようでしたけど、その翌朝、神主らしく「太祝詞」を詠み終え、旅立つことを告げてからの大往生でした。
それまでは施設の設計図を、素人ながら素晴らしくイメージして、私にその夢を語るのが唯一の楽しみだったようです。
父77才と私31才での別れは33年になりましたが、父の老後の楽しみは「神道での太祝詞を詠みながら死を迎える事」だったのかも知れません。
私も父母の意志を継いでいる関係で、自分をイメージしてみますと、父母達の「老後観」にオーバラップするのは「没個性的」と揶揄されそうですが、もう少し、年を経てから、老後の楽しみ実践講座を考えてみます。
老後について遠くない未来ですが、あまり考えたことがありませんでした。
本当に今を一所懸命に生きています。
そして、いろいろなことが今になり「つながる」不思議を感じています。
さらにいろいろなことにチャレンジし、新たな不思議に出会いたいと思います。
私の老後の楽しみは大好きな人と旅行をし、ゆったりとした毎日を送ることです✿゚ฺ*:;;:*゚✿
今という瞬間を一生懸命に生きていれば、その分だけ老後が充実したものになると信じています(´∀`人)
死を迎える時には、生きてきた人生を想い、幸せを感じながら、眠っていきたいものです。
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