福祉
2009年01月19日 09:00
「福祉」の意味はなんですか
「幸せ」「幸福」「ハッピー」
こどもも おとなも同じ答え
「福」は神様のお恵みの意味
飢えずにご馳走をいただける
「祉」とは神様が止(とど)まる意味
私の生命に止まってくださる
「福祉」ははるか二千年前に
中国で生まれた言葉だという
「天寿を全うする喜びに与る」
それが「福祉」の原義である
だれもが喜びと感謝に満ちて
自分の人生を生き幕を閉じる
「福祉」の二文字は奥深いな
◎「福祉」は安易に使われる言葉だが、その意味となると深く考えたり感じることはあまりないらしい。私の著作や講演では「福祉」の話はひとつの急所である。安易に分かりやすくするため「ふくし」と書く行政やイベントがあるが、ひらがなの「ふくし」と漢字の「福祉」とでは奥深さが違う。ましてや「福祉」は小学生でも習う漢字であった。難解であれば「よみがな」をつければいい。
◎「社会福祉士」「介護福祉士」「精神保健福祉士」「児童福祉司」など「福祉」の付いた専門職は多い。多くの仕事は「人の幸せ(福祉)」のためであり、そのことが「自分の幸せ(福祉)」になれば、「自己実現」と言わなくても「すばらしい生き方」になる。「福祉」の意味を知れば知るほど、「仕事」の意味も深くなるだろう。興味があれば、21世紀を生きる子どもたちのために監修した著作をどうぞ。一番ヶ瀬康子・日比野正己監修『未来に広がる「福祉の仕事」』(全8巻、学習研究社、2001)。このシリーズは学校図書館向けの本である。私の生い立ちも披露しておいた。
コメント
福祉、両方とも衣ヘンですね。硬い感じの字ですね。祉は神様が留まる。なるほどと感心しました。福祉は神様がついているんですね。心強いですね。
「福祉」に人権の意味が含まれていることは、福祉学の勉強で始めて分かった。福祉は、恩賜のものでなく、民衆の権力であり、幸福を獲得するの権力である。こういう意味によれば、福祉を享受できないのは、福祉の享受権が奪われたと思っても言い過ぎではないであろう。
私が市役所に就職した30年前、
「障害者などの一部の人たちのために環境整備は行わない。それは多数の人たちを対象にする市役所の仕事ではない。」といわれ、「福祉」と「まちづくり」はまったく結びつかないものでした。
それが、2000年に公布した福祉のまちづくり条例では、「すべての市民が幸せを実感できる」目的(第1条)ために、福祉環境整備は条例の大きな柱になりました。
「福祉の心」は、人が幸せに生きていくうえで欠かせないものであり、「正しい心」だと思っています。
福祉の仕事に就いていて10年目に『さあ、肩の力を抜いて』の本を出したのがご縁で、町主催の老人講座で話す機会があり、父母が数年前他界したこともあって、父の口癖だった「福祉」について話した記憶があります。父は神主だったので、「直会(なおらい)が福祉タイ」と喝破してましたが、私なりに少し注釈を加えて見ますと、神社神道では神様に供えた酒などを、車座になって戴く習慣があります。話の中身は「まつりごと」を話すのだそうです。そのまつり事とは「祭り」「祀り」「政」で、自分のことではなく他人の幸福を語る事に意義があるのだそうです。
更に、福祉の「福」の字の左の編は「示」は三宝を意味し、右の旁は酒の徳利で、それも素焼きのもので七合目ぐらい入った状態だそうです。そして「カワラゲ(素焼きの小皿状の盃)」でお互いに杯を交わすのだそうです。
つまり、父は「神道で言う”福祉”とは市民生活のことである」と言いたかったのだろうと思ったのでした。従って、福祉施設も「特別なものではありません」と30年お話ししたような記憶が蘇ってきます。
毎度のこと日比野先生には言葉や漢字の奥深さを教えられます。
福祉というのは人の幸せを叶える仕事であり、それによって自分へと幸せがかえってくる。
ここでも援助が相互に働いているということが分かります。
大学に入学し、福祉の勉強ができていることを幸せに思います(。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)♥
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