「一」の発想
一を聞いて 十を知る心
一(マイナス)を聞いて 十(プラス)を知る心
一と十と心が融合して志
◎新年最初の言葉は私の心得である。一は「いち」であり、始まりである。「元旦」の旦は水平線上に初日の出が昇る姿を表しているという。一は「マイナス」でもある。2009年は「百年に一度の金融災害(世界大恐慌)」が姿を現すといわれる。「百年に一度」の「マイナス」となるらしい。
◎本日の「言の葉」は、もう20〜30年も前に発案したものだが、とっておきの私の字遊字財でもある。たとえば、講演の最後は美しく飾りたいので、受講者にプレゼントする。
みなさん、縦書きで書いてください。
「一を聞いて 十を知る心」
この意味は、「一」を聞いて「十」を学ぶ柔らかな人と、逆に「十」を聞いても「一」しか学べない頑なな人との差は、百倍になります。「情報化社会」を生きる私たちの学びかたのヒントにもなります。
では、私の言うとおりにルビを付けてください。
「一はマイナス」であり、「十はプラス」です(受講者からは驚きの声が発せられる!)。いわば「バリア・フリーの発想」であり「逆転の発想」ですね。叡智あるものは「マイナス」を「プラス」にしてしまいます。これからの「激動の時代」の生き方にもなるでしょう。
そして「一と十と心を融合」すれば「志」という字になります(子どもでも大人でも感嘆する!)。
私の夢は、こうした「志」をもった「福祉デザイナー」を育てることです。
◎私は1990年代に各地で志立(こころざしりつ)のHM社会人大学を開校していた。これは、たんなる受け身の受講ではなく、自ら発案し提案するという自己啓発型の大学であり、地域おこし(地域活性化)や政策集団づくりを目指していた。たとえば「志立・津別町まちおこし大学・大学院」(北海道、その教え子が現在は町長)、「志立・棒原(はいばら)社会人大学」(静岡県)、「志立・ひたむきデザイン大学」(大分県)、「志立・五島親孝行大学」(長崎県)であるが、いつの時代も「志」も持った「ひとづくり」が重要だからである。
尊敬するクラーク博士は「少年よ、大志を抱け」と132年前の1877年に言われたが、私はHM法らしく「志」を語り伝えている。
ブログ「とんちンカン」を今年もよろしくお願いします。
コメント
新年明けましておめでとうございます((´∀`●)
2009年、初コメントです。
今年は就職活動、国家試験の勉強、卒業研究と大変な年です。内容の濃い年が、100年に一度の貴重な年とかぶり、恵まれた私たちです。
何事もプラス思考に一生懸命に取り組んでいこうと思います。
今年もよろしくお願いします。
明けましておめでとうございます!!今年もどうぞカラフルあおむし☆を宜しくお願い致します。。。
SYさんと同じように、今年はきっと私にとって充実した1年になることだろうと、不安と期待を抱きながら感じております。
マイナスをプラスに発想できる心を日々磨きながら2009年も前進していきたいと思います♪
今年もよろしくお願いします。
「100年に一度の経済不況」たいへんな時代を経験させていただきます。
経済不況でマイナス部分ばかり目がいきがちですが、経済活動が縮小することでCO2排出量が減り、地球環境にとってはプラスなんですね。
今年はじっくり環境を考える年にしたいです。
遅くなりましたが…新年あけましておめでとうございます。
「一を聞いて 十を知る心」は以前の講義で直接うかがうことができました。
私は数年後には医療従事者の身になります。今はまだ学生なので全然わかりませんが、患者さんの一つの症状を聞いて、十の治療法を考えることができるようになれるように今年も更に勉学を頑張っていきたいと思います。
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