独楽
2008年12月29日 09:00
「独学」とは一人で学ぶこと
「独楽」は一人で楽しむこと
いや〜 そうではありません
「独楽(こま)」は日本生まれの言葉
正月の遊びのコマ回しのこと
「独楽」は動いているときは
もちろん楽しく踊っているよ
「独楽」は動かなくなっても
もちろん寂しくなんかないよ
もともと孤独が楽しいからね
人間は年老いてこそますます
「独楽」のように生きたいな
◎今年最後のブログ「とんちンカン」は「独楽」である。長崎県立美術館で開催された「相田みつを展」(8月20日)に出かけたとき、一枚の書に感じるものがあった。それは「よく廻っているほど独楽は静かです」である。そのとき閃いたものが本日のHM作品である。
時代が「百年に一度」の大変化に向かうとき、「独楽」の心境が大事ではないだろうか。
◎「お正月」(東 くめ作詞、滝 廉太郎作曲、1900年)という唱歌を歌いながら今年のブログ「とんちンカン」を終えよう。みなさまも「良き新年」をお迎えください。
もういくつねるとお正月
お正月には 凧あげて
こまをまわして 遊びましょう
はやくこいこいお正月
コメント
独学も独楽も似ていますね。
一人も楽しいし、静かにしているのも楽しい。
相田満男さんの言葉は素晴らしいですね。
私も独楽のように過ごしたいです。
素敵な励ましの言葉を有難うございます。
「独」は一人の意味で、なんだか寂しさがする表現だが、「独」に関係する言葉を集めてみれば、すべてマイナスの面だけでなく、プラスの意味も表現できる。例えば、「独酌」と「独身」の寂しさに対して、「独唱」と「独創」は、個人能力を十分に反映することで、さらに、「独立」は他人に依存せず、自分自身の強さが現れる。また、「独特」も普通よりも優れる所がある表現であろう。
独身の高齢者は、一人暮らし老人とも言う。それなのに、一人暮らし老人は、「独唱」と「独創」などの活動を通じて、「独立」と「独特」の人生を作れば「独楽」の生活ができるであろう。
今年は独楽のように、先生の考えた「お題」を軸としてまわるように、私たち読者もいろいろなイメージを膨らませて、このとんちンカンブログを楽しみました。
来年も楽しませていただきます。先生、読者の皆様、来年もよろしくお願いいたします。
独楽といえば独楽鼠。くるくる廻るコマネズミ。
子年から丑年へ、世相も大きく変わる年かも?
知れない。くるくる回るコマもいいけれど、
独り、回り終えて佇む独楽もいい
地球ゴマのような奇想天外、摩訶不思議なコマの
動きも面白い。けれども、やっぱり一番いいのは
正月の凧と独楽。
空高く凧のように舞い上がり、独楽のように
よく動きまわる、今年一年、精一杯生きていこう。
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