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とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン

ダウン星人

「ダウン星」を知っていますか
「ダウン症」と呼ばれるボクは
「地球人」の対応を体験中です

ボクを「知的障害者」というが
ほんとうかな? ほんとうかな?

戦争・差別を悪だと知りながら
どこかで だれかが している

「地球人」がボクの星にきたら
「知的障害者」になるのだけど

「ダウン星」の他にも「○○星」
「障害者の日」は「地球人」が
「障害のない星」に気がつく日

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◎明日の「12月9日」は「障害者の日」である。十数年前、ある人から「ダウン症の人はダウン星人から来たのです」と聞かされ、感動したことを覚えている。夜空の星を見るとき、「地球人」よりもすばらしい「星」があるかもしれないと思うと、感慨深い。他の星から尊敬されるような「地球人」への思いをこめて。


コメント


小学生のとき教頭先生に、「この世界に障害者なんていないんだよ。だって子どものときはみんな世話をされなければ生活できなかったんだから。そう考えたらみんな障害をもってうまれてきたんだよ。だから障害者という言葉は間違っているのかもしれないね。」という話をしてもらったことを今回のブログで思い出しました。
確かに、ダウン星の人たちが地球を見ていたら、私たちのことを鼻で笑っているかもしれないなぁと感じました。


投稿者: カラフルあおむし☆ | 2008年12月08日 14:00

ダウン症の人たちが住んでいるダウン星
いい響きですね!!
ダウン症の人たちは純粋で素直で大好きです
明日は障がいの日なんですね
本日先生のお言葉たくさん聞かせていただき心が少しばかり豊かになりました
今後ともブログ読ませていただきます


投稿者: 長崎リハ OT目指し中 | 2008年12月08日 21:51

中国はまだ「障害者の日」がありません。
世界の12月3日の「障害者の日」を自国の「障害者の日」を見ています。
中国は、障害者を「残疾人」と言い、
「障害者の日」を「残疾人の日」と言います。
昔は、残廃人と言い、もっと昔は、「傻子」と言いました。。
「傻」から「廃」へと「疾」へとの変化は、障害者に対する認識面の昇華であろう。
その次の段階は、何となるだろうか。
「身体の不自由」は少し進歩の意味があるであろうか。

「身体の不自由」へ「自由」を与えれば、「身体の自由」と「身体の不自由」の区別がなくなる。
すると、その名称も無くなるであろう。


投稿者: 中国大連大学 王 国忠 | 2008年12月09日 09:23

昨日は長崎リハビリテーション学院での
ご講義ありがとうございました。

先生のお母さまへの文章(5月9日)も
読ませて頂きました。
あらためて感謝の心が大切だということに
気付きました。

私自身長崎という環境で育てられたことを
感謝し、地域へ何か恩返しがしたいと考え、
地域リハビリテーションの道へ進みたいと
思っています。今回の先生のご講義の中で
多くのヒント(発想)を頂きました。

次回のご講義も楽しみにしています。


投稿者: 長崎リハビリテーション学院 OTS | 2008年12月09日 16:13

ダウン症の人たちとお会いしてとても純粋な人たちが多いと感じます。
しかし、現実として心の純粋な人たちを受け入れる社会ではないことをとても残念に思います。

私の娘は、子どもの頃とても天真爛漫な子でひょうきんなことをやり私たちを笑わせてくれました。
しかし、小学校の頃からいじめられつづけ、とうとう高校生のときに人間不信となり、不登校をつづけ、転校をしました。このとき私たち夫婦は初めて娘の苦しい胸のうちを知りました。
病名は「適応障害」。今は高校を卒業し、自分の目標(星)に向かって頑張っていますが、時々自分自身の戦いに負け落ち込むことも多いです。
この病気を治すにはたいへん時間がかかると思いますが、私たちも娘が自分の星にたどりつけるよう応援しつづけたいと思っています。

他人を思いやる応援団をどんどん増やして、自分の星でなく、この星に安心して住みつづけられるようにしたいですね。


投稿者: iwa | 2008年12月09日 21:38

今回のブログを読ませていただき、改めて、“障害者”“健常者”という言葉に疑問を抱きました。金子みすずさんの有名な詩にもある、“みんなちがって、みんないい”が、頭に思い浮かばれます。
誰もが豊かに、自分らしく暮らせる世界が、いつかおとずれることに希望を持ち続け、福祉の分野でがんばりたいと思います(u‿ฺu✿ฺ)


投稿者: SY | 2008年12月10日 00:12

1977年8月16日夕刻のことでした。五島列島のダウン症のお母さんから言葉にならない、動揺した電話は家族の目の前で我が息子久史(ひさし)の事故の事でした。ダウン症が故の「たすけて~」の言葉が組み合わせれない、症状を持つ一人の旅立ちでした。
その時作った詩です。
さんごの海の一人旅
作詞 しがとしき
作曲 ヒロやまもと 

風に吹かれて 戯れて /波に揺られて 戯れて
白い砂浜 揺れる影 /松の緑に 飛ぶカモメ
ひさし何処に行くのでしょう
ひさしは言葉に届かない

風に流され 戯れて /波に流され 戯れて
ギラギラ太陽照りつけて /大きな空に 雲一つ
さんごの海の やさしさは/さんごの波の やさしさは
ボ-トとオ-ルは 沈みゆき /光も声も 何もない

風に吹かれて 流されて /波に揺られて 流されて
夢を求めて 果てしなく /幸せ求めて いつまでも
ひさし何処に行くのでしょう
ひさしは言葉に届かない
さんごの海の一人旅 /さんごの海の一人旅

ほかにわ共和国で、障害を持った愉快な仲間と暮らして42年いろいろなドラマがあります。


投稿者: ほかにわ | 2008年12月11日 09:20

障害があるという事は不便ではあるが
不幸ではないという言葉を聞いたことが
あります。障害のある人もない人も
皆、一所懸命に自分の人生を歩んでいます。
お互いを尊重し、寄り添いあえるような
スローな世の中であっても良いのでは
ないでしょうか。


投稿者: Mi | 2008年12月11日 21:32

障害者の日は必要なのでしょうか?ふと、考えてしまいます。ダウン星、ダウン星人、色々と空想が広がりますね。夜空を見て探してみようと思います。


投稿者: 西川 | 2008年12月12日 18:36

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
日比野正己
(ひびの まさみ)
長崎純心大学大学院教授&現代福祉学科教授。福祉のまちづくり+バリア・フリー・デザイン=福祉デザインを提唱する日本初の博士(社会福祉学)。独自のHM(叡智・笑む)法によってバリアをフリーにデザインするプロの技を建築・福祉などの分野で楽しく深く教授すること30年以上。著作多数。
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