変化
2008年12月01日 09:00
「変化」は読み方で意味が違う
「へんか」ならただ変わること
「へんげ」ならまるで違う意味
「神や仏が仮に人の姿となって現れること。」
「ごんげ」なら希望の光がさす
「神仏が衆生済度(しゅじょうさいど)のため、権(かり)に姿をかえてこの世に現れること。」
人間は世の中の激変に狼狽する
しかし「へんげ」「ごんげ」なら
「神仏の衆生済度」に安堵する
はたして神や仏は何を激変させ
どのように済度されるのかしら
「百年に一度」の大変化に対し
「変化」の読み方で心も明暗か
◎今年の9月から世の中の雰囲気が激変した。わが国の総理大臣が「百年に一度の金融災害」と語り、アメリカ大統領選挙では「change」が強調された。
かつて1990年代にHM社会人大学を開校していたころのHM語録には「changeはchance」「chance はchange」がある。gとcの違いだが、変化はチャンスになるし、そのチャンスを活かせば変化する。
しかし、日本語の漢字の「変化」を辞書で引いて、「へんげ」「ごんげ」と読むだけで心が変化することに驚いた。英語と違う日本語の「字遊字財」に感謝する私である。
コメント
今回のお話とてもおもしろかったです。言葉の使い方の難しさに苦しむ私ですが,ものは考えようなんだなと思いました。もう少し,楽しく,楽に物事を考えていきたいです。(そのように過ごしているつもりではありますが…)
久しぶりのコメントです。
100年に一度の大変化の時。まだまだ自分の中で実感は湧いていないのですが、今から感じられてくるのかなと思います。「へんか」ではなく、「へんげ」「ごんげ」と読めるように心を磨いておきたいと感じました。
最近世の中は激しく変化していて毎日のニュースが気になっています…
社会の変化にもついていけるようにニュースや新聞をみて日々情報を得ていきたいです
100年に一度の変化の時。プラスに捉え、貴重な変化の時に、輝ける自分になりたいと思います(´∀`人)
以前、三島由紀夫の「金閣寺」を読んで、こんな美しい日本語や表現の仕方があるのかと感動したことがあります。
今回先生に教えていただいた「変化」を含めて、日本語は変幻自在であると同時に、自分の知らないすばらしい日本語が数多くあることを考えると、ワープロに頼らず文章を書いたり、すばらしい日本語の表現力を身につけたいと切実に思いました。
変化を「へんか」と読むか 「へんげ」と読むかでは詩心では微妙に違ってきます。次の詩は利用者とハワイに行った時のものですが、このときは同室の利用者が体調を乱して、一晩寝ないで看病した時に出来た曲です。2番に「へんげ」が出てきます。
マハロとはありがとうの意味だそうです。
マハロ虹の交差点
詩・曲 しが としき
ア・ロ・ハ 南の島のメッセ-ジ
ア・ロ・ハ 心開くキ-ワ-ド
一 波が運ぶ 青いパイプライン
波の歌 風にのり
風と波とが スイングしながら
白く砕ける 珊瑚礁
君はもう すべて忘れ
海に遊ぶ 魚のように
僕はもう 全てをかける
マ・ハ・ロ ホノルル 虹の交差点
二 雲が運ぶ 七色変化のシャワ-
雲の歌 風にのり
風と雲とが スイングしながら
夢に輝く レインボ-
君はもう すべて忘れ
空に遊ぶ 小鳥のように
僕はもう 全てをかける
マ・ハ・ロ ホノルル 虹の交差点
変化…「へんか」ではなく、「へんげ」と
読むと何が出てくるか期待と希望で胸が
「ワクワク」してきます。
言葉って不思議な魔法のような力を
感じさせますね。
昨日の宮崎での基調講演お疲れ様でした。
熊本から来られた方は、非常に分かりやすく内容に感動されたそうです。
次回は、長崎で福祉のまちづくり学会九州支部大会があるそうです。期待しています。
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