土用の丑(うし)の日
2008年07月25日 09:00
「土用の丑の日」は鰻の蒲焼き料理
暑い夏を乗り切るためには栄養満点
季節感を失った現代ではウナギ弁当
コンビニでいつでも手に入る私たち
認知症高齢者はウナ弁を食べないが
日本の豊かな歳時記で生きた人には
「土用の丑の日」の鰻こそご馳走だ
季節感を「認知」できない現代人と
季節感を「認知」できる認知症の人
はたして どちらがトンチンカン?
心得
2008年07月18日 09:00
「心得」とはなんだろうか?
それは「心が得をすること」
相手の心も私の心も得をする
「心損」とはなんだろうか?
それは「心が損をすること」
相手の心も私の心も損をする
世知辛い損得勘定も心次第だ
グループホーム
2008年07月11日 09:00
「グループホーム」は認知症ケアでも人気者
認知症高齢者に馴染みやすい住まいだからだ
島原半島にあるグループホームは民家である
西は雲仙岳 東は有明海 島原城の麓に佇む
かつて「島原の子守歌」が生まれたところで
今は「認知症の人の守り歌」が聴こえてくる
その響きは哀調ではなく 笑いと希望の歌だ
でも 「グループホーム」なんて不思議だな
「グループ」の「ホーム」を意味するのかな
「ホーム」の「グループ」を意味するのかな
もしかしたら “多世代・大家族”のこと?
もしかしたら “向こう三軒両隣”のこと?
人間は最後まで一人で生きるのは寂しいから
人間は「人と人との間」で生きるのが幸せだ
「り」の効果
2008年07月04日 09:00
「心配」は消極的な心であり
不安・悩み・恐怖へと広がる
「り」の一字を足してみれば
「心配り」という積極的な心
心を配るとは奥ゆかしきもの
自分に対して心配より心配り
他人に対して心配より心配り
未来に対して心配より心配り