地球と心
「地球の時代」とも「心の時代」とも言われる
では 地球と心に共通するものは何か
「優しい」
「地球に優しい」とか「人間に優しい」というから
「まあるい」
イメージは四角でなく丸だ
HM法なら「地球」と「心」は実は同じであり
共通性はアートだと答える
地球はearth 心はheart
hが後か前かの違いであり
ともにartを含む
こう発想すると
地球は心であり 心は地球となり
天(神)が創造した最高の芸術作品となる
最高の芸術作品である地球に
最高の芸術作品である人間として
生命を与えられた喜び
地球はearth 心はheart
hが後か前かの違いであり
ともにearを含む
地球も心も耳を持つ
とくに心の耳を心耳(しんじ)といい
天(神)なる声を聴くことができる
もし 心耳を怠ると 逆に恥となる
あなたも
「地球の心」を心耳をすまして
聴いてみよう
◎4月22日は「地球の日」であり、1970年にアメリカで提唱された。その後、世界で同時に行動されるようになり、「アースデイ東京2008」は19日と20日に開催された。
「地球と心」を「介護(ケア)の心」と重ねれば、ケアはアートであり心耳と連想できる。たとえば認知症の人へのケアは、人間ができる最高のアートであり、心耳をすませれば、その人の心(内的世界)を聴くことができるかもしれない。
心編に耳と書いて「心耳(しんじ)」という一字を創造したが、その逆は「恥」になる。いまの老人は「恥の文化」を知っているといわれるが、「恥の文化」を知らない世代の介護風景はどうなるのだろうか。
月探査衛星「かぐや」が届けるように、宇宙から見る地球は神々しく美しい。「地球は母なる星」ともいわれるが、地球環境問題とはその母への「介護」だと発想すると、どうなるのだろうか? 日本の介護現場を宇宙から見たら、どんなだろうか? 厳しい介護現場だからこそ、一瞬でも月明かりと重ねて夢想すると、どんな光景が浮かぶのだろうか?
◎「地球と心」の原型は、私の初の詩画集『三美花(さんびか)の詩(うた)』(カラー、HM研究所、1999)にある(池田つや子さんの美しい絵は割愛)。それは、東洋大学大学院福祉社会システム専攻教授からカトリック女子大学である長崎純心大学へ赴任したとき、新入生向けに「心のカレンダー」として発行したものだ。「三美花」は「神のため・人のため・私のために美しい花を咲かせる」という意味であり、「賛美歌」と重ねた私の造語である。現在は『発想のデザイン』(2007)に改題したが、ブログ「とんちンカン」とは姉妹といえる。なお、「地球と心」は『知的爆発のバリア・フリー発想法』(明日香出版社、1993)で初公開した。
◎このブログはおもに家庭介護に関わる人への感謝と尊敬をもとに書いています。発想のデザインが楽し嬉しの瞬間になればと思います。私は「日本初」を大事にしていますが、文字化した人がいるかもしれません。そのときはお知らせください。
コメント
人類には、世界共通の家があります。
それは、地球です。
地球に優しくするならば、人類自己に優しいわけです。
「優」も「愛」もおなじく「心」を使っている漢字なので、
人に対しても、地球に対しても、「心」を欠けてはなりません。
そして、一人の心ではなく、みんなの心がそろって、
人間の優しさができています。
人と人との心に共通する言葉は、「心心相印」と言われています。
意味は、心と心とが通じて、一致するということです。
家庭介護でも、介護者と被介護者の「心心相印」が必要でしょう。
以前心を病んだことがある。
本当に自分がだめな人間だと
うつになりはじめていた。
毎日、元気なときは考えもつかない恐怖に悩まされていた。
そんなとき中村天風先生の「運命を拓く」を読み返し、
「自分は何のために生まれてきたか」
真剣に考えた。
答えは
「福祉のまちづくりをすすめるために生まれてきた」
その後に次第に回復し、福祉のまちづくりにまい進。
心から生まれたことに感謝しています。
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