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とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン

とんちンカン

 認知症の人の行動をケアのプロはトンチンカンだという
 トンチンカンは、つじつまが合わず、まぬけを意味する

 ところが、とんちの才にたけた「一休さん」ならどうか
 「とんち」とは、臨機応変の知恵であり、謎解きである
 「トンチンカン」にはじつは「とんち」がひそんでいる
 つまり「とんちンカン」なのである!

 認知症の人は、トンチンカンな行動をするといわれる
 もしかしたら、トンチンカンの謎解きを試験している?
 もしかしたら、ケアする人の「とんち」を試している?

 ひょっとしたら、相手の「とんち」を理解できない方が
 「トンチンカン」かもしれない

 認知症ケアも「とんち比べ」と発想したらどうだろうか

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◎私が認知症ケア関係で講演するとき、「トンチンカン」と板書し、そして「トンチ」を丸く囲み、「一休さん」のような「とんち」を含んでいるので「とんちンカン」だと披露する。すると、聴衆は目から鱗が落ちるのか、笑みがこぼれる。日本語という言葉は字遊字財にデザインできるので楽しい。

◎このブログはおもに家庭介護に関わる人への感謝と尊敬をもとに書いています。発想のデザインが楽し嬉しの瞬間になればと思います。私は「日本初」を大事にしていますが、案外と同じ事を文字化した人がいるかもしれません。そのときはお知らせください。豊楽美な「言の葉」を読者と共育していきますので、よろしくお願いします。


コメント


ブログ開設おめでとうございます。
先日、ブログ開設の件をお知らせいただいたので
早速、拝見しています。
福祉の現場に就いて、一年が過ぎました。
学生の頃、日比野ゼミで教えて頂いていたことが
現場に出た、今、改めて重要性を感じています。
今年、ようやく社会福祉士の試験に合格しました
現場のやりがいを感じながら、毎日充実した日々を送っています。
先生のブログを通して、学生の頃を思い出し学ばせていただきます。


投稿者: Tomoko | 2008年04月04日 22:05

相手の『とんち』を理解出来ない方が『トンチンカン』

認知症ケアも『トンチ比べ』


という言葉に面白さを感じたと同時になるほど!と素直に納得することが出来ました。
今の私には認知症ケアの本当の大変さ、介護経験者でないと分からない苦労や深い悩み等理解出来ていない事の方が多いですが、介護にあたる人も一方的な感情で接するのではなく、相手がどんな人であろうとも自分に発するメッセージに常にアンテナを張っておかなければならないと感じました。
相手がうまく伝えることができない分、メッセージを受け取る側の心構えとして、『トンチんかん』の考え方はとても重要なのだと感じました。


投稿者: 森岡 | 2008年04月06日 22:45

日比野先生ブログ公開おめでとうございます。
私がすすめようとしている観光バリアフリーは、
高齢者や障害者、介護をする人たちも含めて、
観光という非日常を満喫できるよう、
現在情報発信からてがけていこうとしています。

HM法の発想のデザインで様々な事業を
発想していきたいと思います。
毎週金曜日を楽しみにしています。


投稿者: 岩浦厚信 | 2008年04月06日 23:49

「認知症の人は、もしかしたら、ケアする人の「とんち」を試しているのでは?」とは、日比野先生の「発想のデザイン」に繋がっていると思いました。つまり、先生が提唱された「バリア・フリー」に通じる思想です。
中国では、認知症の人が8百万人近くいると言われていますが、未だに「痴呆症」と呼ばれています。
日本においては、痴呆症から認知症になりましたが、さらに「とんちンカン」への理念を養うには、福祉文化と発想のデザインが重要ではないでしょうか。


投稿者: 中国大連大学 王 国忠 | 2008年04月08日 18:53

日比野先生へ

ブログ開設おめでとうございます☆
「とんちンカン」素敵な言葉ですね。
視点を変えるだけで、こんなにも変わるのだと驚きました。
先生からは今でもたくさんのことを教えていただいてますね。
いつもありがとうございます。


投稿者: 千春 | 2008年04月10日 09:02

日比野 先生

 ブログへのご案内ありがとうございます。
 これからもいろいろと勉強させていただきたいと存じますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。


投稿者: 和佐 優 | 2008年04月15日 09:46

日比野先生

先日は、とても興味深いお話ありがとうございました。
礼儀・作法から始まり、福祉と神様の密接な繋がりのご講義とても楽しく聞かせて頂きました。
先生が「神は横断歩道にいるわけじゃないよね、どこにいると思う」と尋ねられた時、僕は心の中で「トイレ」と叫んびたい気持ちでしたが、勇気がなく、その思いをこうやって今、伝える事が出来て、とても嬉しく思います。
残りのご講義も、楽しく学ばせて頂きたいと思っています。宜しくお願いします。
 


投稿者: 作業療法学科 | 2008年12月10日 18:22

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
日比野正己
(ひびの まさみ)
長崎純心大学大学院教授&現代福祉学科教授。福祉のまちづくり+バリア・フリー・デザイン=福祉デザインを提唱する日本初の博士(社会福祉学)。独自のHM(叡智・笑む)法によってバリアをフリーにデザインするプロの技を建築・福祉などの分野で楽しく深く教授すること30年以上。著作多数。
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