長谷川和夫先生の新刊のご案内
2010年10月18日 14:56
長谷川和夫先生の新刊のご案内
長谷川和夫先生が認知症の人と向き合ってきた40年を1冊の本にまとめました。
認知症ケアにおいて大切なこと。これまでの歩み。恩師・新福尚武先生との対談を収載。
80歳になられた今だからこそ後人に伝えたい、先生の思いとは……。
認知症ケアに携わるすべての人必読の書です。
ぜひ、書店、または弊社ウェブサイトでご購入ください。
2010年11月刊行!
『認知症ケアの心
-ぬくもりの絆を創る-』
著者 長谷川和夫
認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長/聖マリアンナ医科大学名誉教授
定価 1.890円(本体1.800円+税5%)●A5判●並製●縦組●256頁
ISBN 978-4-8058-3386-5 c3036
認知症ケアにおいて最も大切なこととは……。
認知症の人と向き合って40年。
長谷川式認知症スケールの産みの親にして、
認知症ケアの第一人者である著者が初めて
語る認知症ケアの本質。
これまでの歩み、恩師・新福尚武教授との対談も収載。
目次
第1部 認知症ケアとは、何か
第1章 認知症の人と向き合うということ
第2章 認知症ケアで大切な理念
第3章 認知症ケアに求められる知識と技術
第2部 臨床の原点から現在に至るまでの歩み
第4章 医師として認知症に取り組むまで
第5章 長谷川式認知症スケールの開発と認知症デイケア
第6章 治す医療から寄り添う医療へ
第7章 ご本人が語る時代を迎えて
第3部 [対談]老いと認知症を見つめる 新福尚武×長谷川和夫
ご購入はこちらをクリック!
コメント
長谷川先生のお元気そうな御姿が拝見でき嬉しく思います。
先生の様な方は御二人といらっしゃらないでしょう。
心を見失った専門職にも、何が大事なのかを指導して下さい。
御姿を拝見出来ます事を楽しみにしております。
早速、新刊注文させて頂きました。
◆治す医療より寄り添う医療へ
人間と人間の関わり方の基本的且つ原点ですね。
寄り添う事の難しさ、大切さを多くの方々に伝えていきたいです。
上辺で接していても、認知症のBPSDは治まりません。
認知症の方もハートがありますから…。
先生、お元気でお過ごしの事と存じます。
東京にて開催されました、認知症コミニュケーション協議会主催の先生の講座に連れて参りました、最愛の母が去年1年間の闘病生活の末、1月13日、午前8時57分、享年68歳の若さで、肺癌の為に永眠致しました。
世界で1番大事な大事な肉親の看病、精神的な支えとなり寄り添う事の困難さ、家族の疲労を身を持って経験致しました。
肉親だからこそ、1つ1つ決断する事も、優柔不断となったり、肉親だからこそ後悔が多くて、自責の念に苦しむ事も多いです。延命処置も、その一つで、人間が…ましてや子供が親の寿命を左右する事の罪悪感、責任感を感じております。
私には定位家族が一人もいなくなってしまいました、しかし、最愛の母から学んだ事は、今後の私にとって、とても貴重で、認知症や癌など難病に苦しむ方々と、今迄以上に心理的距離が短縮され、心をもつ人間として、心をもつ人間への心身のケアの幅も広がるように思います。
認知症の方をもつ、御家族の方々の心身の御苦労やお気持ちを我が身に降りかかった事で、とても身近に感じましたと共に、今迄、どこかで他人を対象としていましたので、まるで人事のよう振舞っていた言動が無意識の内にありました事を心より恥じました。
神様は、私に乗り越えられない苦難はお与えにはならないのでしょうが、現実は厳しいです。
私も寿命が短いかもしれませんが、命果てるまで、自分の道をしっかり踏みしめて歩いて参ります。
どうぞ、先生もお元気で長生きされ、又、お元気な御姿を拝見出来ます事を楽しみにしております。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。