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ホーム >> 家庭介護サポーターズ >> 長谷川和夫先生に聞こう! 認知症のエトセトラ
長谷川和夫先生に聞こう! 認知症のエトセトラ 2008年01月

支えてくれる町から 「認知症でもだいじょうぶ」町づくりキャンペーン発表会の紹介

 きびしい寒さの日々ですが、皆さまお元気でしょうか。風邪をひきやすい気候です。体調には充分に気をつけてください。
 先週は、心、町、人についての暖かな言葉をご紹介させていただきましたが、今日はその中の「町」についてお話します。
 日本は少子高齢化が進み、超高齢化社会となりました。お年寄りが増えるにしたがい、認知症の人も増えてきました。
 認知症は病いに他なりませんが、周囲の人のサポートがあれば、病気を抱えながらも自分らしく、社会の中でいきいきと生きることができます。ただ、そのサポートが一握りの専門医やケア専門職、施設だけでは対応できなくなってきました。
  もちろん、認知症の原因となる疾病には専門医などの力が必要です。しかし、認知症の人が住みなれた町で、これまでどおりに暮らすためには、家族はもとより地域の人々からの支えが欠かせないのです。



支えてくれる心、町、人。薬の効用に“さらに加わるもの”

認知症になっても、あなたがあなたでいられる。
支えてくれる心があるなら――。
認知症になっても、あの人があの人で暮らせる。
支えてくれる町があるなら――。
認知症になっても、私が私で生きられる。
支えてくれる人があるなら――。



アリセプトの登場

 新しい年を迎えて幾日が過ぎました。厳しい寒さが続く新年ですが、毎日を大切に過ごしていきましょう。ことに、介護をなさる方は自分の体と心の健康にお気をつけ下さいますようお願いいたします。



新しく年を重ねて

 新年お目出度うございます。いつも感じることですが、新年は凛とした空気、万物のたたずまいが普段とはちがった雰囲気になりますね。年を重ね、また老いの坂をひと足ふみこむことになりますが、しかし、ここまで生かされたことにまず感謝して、元気を出しましょう。



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プロフィール
長谷川和夫
(はせがわ かずお)
認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長、聖マリアンナ医科大学名誉教授。専門は老年精神医学・認知症。1974年に「桜、猫、電車……」の長谷川式認知症スケール(HDS-R)を開発者して以来、常に認知症医療界の第一人者として時代を牽引してきた。最近では、「痴呆」から「認知症」への名称変更の立役者でもある。『認知症の知りたいことガイドブック』(中央法規出版)、『認知症を正しく理解するために』(マイライフ社)、『認知症診療のこれまでとこれから』(永井書店)など著書多数。
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