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鎌倉ベルの会がおくる「家庭介護のコツとチエ」

恒例バス旅行レポート

 去る11月7日。
 ベルの会は、秋たけなわの紅葉と味覚を求めて、ほぼ恒例となった日帰りバス旅行に出かけました。
 下は9歳の子どもから、上はもう米寿目前の大御所会員まで、男性4人を含む総勢33名の参加者を得て、朝の雨がウソのような晴天のもと、山中湖から河口湖、そして甲府へ。
 乗り心地の良い大型バスで気配り満点の添乗員とともに朝7時に出発しました。
 約半日、頂上だけ雲に隠れた雄大な富士山に見守られながら、調理や配達、ホームヘルプ、事務などの会員とその家族、友人たちは、めいっぱいの秋を味わって来ました。
 写真は、山中湖畔の文学の森公園での全員集合のとき写したものです。

bell20081127.jpg

 では、参加者の一人、「のんべいの娘」さんにバス旅行をレポートしてもらいましょう。

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 *   *   *   *   *   *   *   *   * 
 
目覚ましを5時半(午前です)にセット。
 バス旅行は初めて。
 「座っているだけ」が苦痛なので、ドライブは好きじゃない。
 人は言うだろう。
 「朝7時から、夕方6時に鎌倉に着くまで、喋り続けていたではないか」、と。
 しかたがない。体が動かせないから口が動くのだ。

 「絶対富士山は見えないわよね」と言っていたが、茅ヶ崎を過ぎ東名に入る頃には雨が上がり、山中湖に着く頃には、雄大な姿の一部が見え始めた。
 鎌倉側から見るのとはまた違った姿である。日ごろの行いの良い(!)私たちを、青い空に黄や紅に染まった木々、山々が迎えてくれた。

 お昼は、甲府名物「ほうとう」に汗をかきながら舌鼓。つづくワイン工場では、試飲につぐ試飲。
 「これおいしいわよ」「あら、これもおいしい」と行きつ戻りつ。
 甘いんだか、すっぱいんだか、からいんだか、えーい全部おいしい。

 「ああ、もうお腹いっぱい」「え、なに、これからぶどう園?」「もうタップリ戴いちゃった」と言いながら、ぶどう園では一房、二房、ひたすら口や手を紫に染めてパクパクパク。

 ああ、中高年のオバサマたちは強い。
 男性諸君は、湖畔に着くなりグビー! 昼食でもグビー! ニコニコと楽しそう。
 あ、そういえば、行きの東名に入る前から車内ではウイスキーのいい匂いがプーン。
 ワイン工場見学の後では白ワインが一本、後座席の方から「どうぞ空けてください」と回ってきた。
 「えー!」「では少しずつ戴きまーす」。
 おつまみも回ってきた。一度お返ししたビンが再び回ってきた。
 「これはおいしいわね」「飲みやすいわね」「あら、空になっちゃった」…。
 身も心も楽しませていただきました。

(のんべいの娘)

コメント


…いつの間にか楽しく、”カラ”にしちゃった一人です。…間違いございません。


投稿者: ホウトウとワイン | 2008年11月27日 16:22

良いお天気に恵まれ、ワインも空になりましたが、ほうとうがまた美味しかった!「美味いもんだよカボチャのほうとう」と幟旗に書かれた躍るような言葉は空腹にグッと来ましたね。武田信玄が野戦時に兵隊達に食べさせていたとは驚いたけれど「名物に美味いもの無し」なんてとんでもない!カボチャ、大根、人参、玉ねぎ、長ネギ、そして油揚げ、味噌仕立てで実にバランスの良いお味でした。ほうとうの麺はこの頃近くのスーパーでも売っています。この季節ぜひおためしを!!


投稿者: 放蕩息子 | 2008年11月27日 17:11

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プロフィール
NPO法人鎌倉ホームヘルプ協会ベルの会
1991年に会員制による非営利有償の配食・ホームヘルプサービス団体として発足。2002年にNPO法人化。介護保険発足後は訪問介護事業に加え、地域支援型のホームヘルプサービスと週2回の配食サービスを行っている。利用会員235名、協力会員121名、賛助会員40名。鎌倉の食材を用いてつくられる季節感あふれるお弁当は、長年愛好するファンが多い。
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