恒例バス旅行レポート
去る11月7日。
ベルの会は、秋たけなわの紅葉と味覚を求めて、ほぼ恒例となった日帰りバス旅行に出かけました。
下は9歳の子どもから、上はもう米寿目前の大御所会員まで、男性4人を含む総勢33名の参加者を得て、朝の雨がウソのような晴天のもと、山中湖から河口湖、そして甲府へ。
乗り心地の良い大型バスで気配り満点の添乗員とともに朝7時に出発しました。
約半日、頂上だけ雲に隠れた雄大な富士山に見守られながら、調理や配達、ホームヘルプ、事務などの会員とその家族、友人たちは、めいっぱいの秋を味わって来ました。
写真は、山中湖畔の文学の森公園での全員集合のとき写したものです。
では、参加者の一人、「のんべいの娘」さんにバス旅行をレポートしてもらいましょう。
ベルの会のエコロジー
ベルの会のお弁当作りに参加して、いつも感心していることがあります。
それは、1食の松花堂弁当に入る食材品目の多いことです。
よく言われる、「1日約30種類の食材を摂取するとよい」という観点からも、ベルのお弁当はそれらを一度に満たしているように思います。
それともう一つ。
ベルの会のお弁当は、食材選びから後片付けに至るまで、近頃関心をもたれつつある「エコクッキング」そのものなのです。
配達者の財産
ベルの会・会員となり、松花堂弁当をご利用者の方々へお届けするボランティア活動に参加して、はや5年がたちました。
仲間のみなさんのなかには、十数年ずっと続けてらっしゃる方も多くおられます。
メンバーは、雨の日も風のときも、出来立てのお弁当を大切に(水平にして、中味が片寄らないように)車に載せて、元気よく給食センターを出発されます。
ご夫妻で配達なさっておられる方は、車の中も保温(?)が効いて、まさに一石三鳥の風情。現在、4組がご活躍中です。
その他、友人同士で賑々しくコンビを組まれている方も2組いらっしゃいます。
ベルのおいしいアドバイス
ベルの会のお弁当は、調理をする人がそれぞれ15名くらいいますが、そのなかの1~2人が交代でお献立を作っています。
四季の素材を盛り込み、おいしいのはもちろんのこと、栄養にも心を配り、見た目にもおいしそうなお献立を立てるのはなかなか骨が折れます。
でもつらくはない仕事なのです。
その献立を、栄養の面からきちんとチェックしている人が、栄養士のMさん。今回、やっと書いてもらいました。
ベルの会メンバー一番の若手でもあり、鎌倉から引っ越しても遠距離通勤(?)を元気に続けてくれています。