高校生がベル体験
鵠沼高校生の福祉体験ボランティアを受け入れるようになって、今年で6回目になります。
毎年5~6名の1年生が夏休み前に研修に訪れますが、今年も7月22日~23日、29日~30日と、2日間にわたって3人の学生が、[弁当箱洗い・野菜洗い・料理の下ごしらえ・調理・皆で一緒に賄いを食べる・出来上がった料理をお弁当箱に詰める・弁当箱を風呂敷や包装紙に包む・配達者の車に便乗して利用者のお宅へ手渡しでお届けする]までを体験しました。
その感想文をいくつか紹介しましょう。
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今日は貴重な体験をさせてもらってありがとうございました。誰かのためにおいしいものを作ることがすごく気持ちよかったです。
お弁当はいつも食べる側だったので、作っている人たちがどんな気持ちでやっているかがわかりました。自分が切ったものや盛りつけをやったお弁当を誰かが食べてもらえると思うと、すごくうれしいし、作ってよかったと思いました。
届けたときのあの笑顔が忘れられません。疲れが吹っ飛びます。2日間という短い時間だけでしたけど、たくさんのことを学べたと思います。今回は鵠沼高校としてのボランティアでしたけれど、次回からは個人で参加したいと思います。
この体験を通していろいろなことを学びました。なかでも印象に残ったことは、やはりお弁当を作ることでした。包丁で野菜を切ることはあまりなかったので、思ったよりもすごく大変だなと思いました。お菓子作りでも作るのが大変だなと感じました。
自分が作った料理が食べられる、ということが、とてもうれしく思いました。
最近は親の手伝いなどをサボっているので、こういう機会をもらったので生きている間に親孝行したり、さまざまなボランティア活動を積極的に行ったりしたいと考えています。
二日間を通していろいろな人との交流と体験ができました。
いちばん印象に残ったことは、料理を作ったことです。久しぶりにやることだったので、迷惑をかけちゃうと思ったのですが、うまく手伝いができました。
みなさんからいろいろな料理のやり方を学び、とてもいい勉強になりました。これからは家でも少しは役に立てると思います。
コメント
若い世代代表の高校生の方々が真剣に気持ち良く参加して下さっているのは、本当に嬉しい事です。ベルの会メンバーも若い世代から学ばせてもらう事がたくさんあります。世代を超えて交流を持ち自分達のコミュニティーの発展につながればとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします!
T君とG君の二人を迎えた7月最後の火曜日、調理場で何かとご指南をさせて頂きました。 二人とも大変素直で、大きな身体をかがめて調理台で茄子を刻んだり、カボチャのサラダを盛り付けたり、何でもやってみようという気概?!を感じました。配達にも同行して、大汗をかいて戻って来ました。夏休み直前のため、いつもの松花堂弁当の箱でなく回収不要のパックを使用したので、二人には特別に松花堂弁当に入れてオヤツにしてあげました。「へェー、すげぇ」と言いながら味わってくれました。男子喜んで厨房に入る!毎年のことながら、こちらも大変楽しんでいるのです。
ベルの会のボランティア活動は、大変人気があるそうです。諸先輩からの申し送りでしょうか? 多くの活動の中から会を選んで参加して下さった若い彼らに、私達調理部もエネルギーを頂くのです。当日は調理場も一段と活気溢れる楽しいひと時でもあるのです。未来を担う彼等に多少でも食を通して人と人の繋がりの大切さが伝わっていくことは嬉しいですね。
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