花まつりの日のレシピ
「小さな ひしゃくで お茶くんで かけてあげましょ お釈迦さま」
4月8日は花まつりでした。お釈迦様のお誕生日ですね。
お弁当に甘茶をそそぐわけにはいきませんが、鎌倉ベルの会では、四季折々の季節感を皆さんに楽しんでいただくために、旬の食材を使ったお弁当づくりを心がけています。
今回は、4月8日のお弁当から3品のレシピをご紹介します。
ぜひつくってみてください。
<レシピのご紹介>
鮭の幽庵焼き(木の芽風味)(4人分)
<材料>
鮭 200g
幽庵地:しょう油 大さじ5
酒 大さじ3
みりん 大さじ2
木の芽(葉を取り、みじんに切っておく)
<作り方>
(1)鮭を幽庵地に20~30分漬ける。
(2)鮭を焼く。鮭が焼けたら、表面にみりんを塗り、もう一度軽くあぶる。
(3)熱いうちに木の芽を散らす。
春のサラダ(4人分くらい)
<材料>
じゃがいも 3コ
むらさきいも 1/2コ
きゅうり 1本
新玉ねぎ 1/4コ
菜の花 1/4パック
レタス 1枚
ツナ缶 小1/2缶
<作り方>
(1)じゃがいも、むらさきいもをゆで、皮をむいて、熱いうちにつぶす。塩、こしょう、ワインビネガー(それぞれ少々)ふる。
(2)きゅうり、新玉ねぎはスライサーで薄切りにし、塩を軽くふっておく。和えるときに絞っておく。
(3)菜の花は湯がいて、花のところだけを小さく切る。
(4)レタスは、手で一口大にちぎる。
(5)ツナ缶は汁を切っておく。
(6)ボウルに(1)~(5)を入れ、マヨネーズ、ポン酢を適量あわせて和える。
桃山風焼き菓子(甘味)(6コ分)
<材料>
白あん 150g
卵黄 10g
上新粉 1g
卵白 10g
砂糖(できれば健康に良いきび砂糖) 10g
クルミ(または栗甘煮)…ピスタチオなどでも良いですが、飲み込みに不安があれば細かく刻みます。
<作り方>
(1)白あんと卵黄をゴムべらを使って、なめらかになるまで練る。
(2)上新粉を(1)に加え、混ぜる。
(3)卵白に砂糖を加えて混ぜ合わせ、メレンゲを作り、(2)を加える。
(4)バターを塗ったココット皿に生地を30gくらい入れ、軽くトントンと叩く。
(5)クルミ(または栗甘煮)を(4)の中央に軽く押し気味に載せ、190℃のオーブンで13分焼く。
コメント
鮭の幽庵焼き、これって柚子が入るのが定番ですが、季節を取り入れて木の芽となったわけですね? 生鮭は独特の臭みがありますが、木の芽の香りで、グーになるわけね。ナルホド! 桃山とは懐かしい! この頃こんなお菓子の名前忘れてしまっていた! お祖母ちゃん家に行くとお茶とこのお菓子が出てきたっけなあ・・・とついホロリ。きっとお年よりは「あら!おいしい」と懐かしく召し上がったのではないかしら。
むらさき芋とじゃが芋のサラダって珍しいですね。菜の花まで入って本当に春爛漫。お弁当箱をあけたとき、きっと皆さん喜ばれたことでしょう。
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