お嫁に行った娘の話
2008年04月10日 09:00
お弁当を配達していたお宅の玄関先に白い山吹の花が咲いていました。
大好きな花なので思わず、「綺麗ですね」「素敵ですね」とついつい話が長引きました。
次の週、いつものようにうかがうと、苗が並んだ苺のパックを手に出ていらっしゃいました。
花の下に出て来た新しい芽をわざわざ摘んで植えておいて下さったとのこと。
遠慮なくちょうだいし、喜びいさんでわが家の庭に下ろしました。
それが今年、すっかり大きくなってたくさんの花を付けてくれましたので、思いついて写真を撮り、無沙汰のお詫びを込めて絵葉書にしてお送りしました。
すぐにお返事が届きました。
『嫁に出した娘がこんなに美しく成長してと、机の上に飾って終日眺めています』とありました。
配達をしていると、たくさんの方々から、教えていただくことが多いです。お弁当の日が来るのを待っているのは利用者の方々ではなく、私のほうだと毎回感謝しております。
(M.S)
コメント
お嫁に行った娘ね! なるほど。
ベルの会では協力会員、利用会員と事務的には分かれていても、同じ心意気の方がここにもあそこにも居て、こういうお付き合いが生まれて、なんとも言えない嬉しさを味わいますね。
お弁当を作る人、配達する人、そしてホームヘルプをする人、それから事務系?の人、誰もがきっと同じ思いでそれぞれの仕事を続けているように思います。
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