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福祉マイスターへの道 毎日更新

認知症とくすり(2)

【Q】
 新しい抗認知症薬メマリー®(一般名:メマンチン)を服用しています。目的はアルツハイマー型認知症の進行を抑制することなのですが、その効果と合わせてBPSDと思われる攻撃性、行動障害などにも効果があるような気がしていますが...。

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【A】

 そういうケースもあります。
 メマリー®は中核症状である認知機能の進行を抑制する薬ですが、中核症状とBPSD(周辺症状)はお互いに密接な関係にあるので、十分に理解できます。これはメマリー®に限らず、ほかの抗認知症薬にもいえることです。ただし、すべてがうまくいくとは限りません。抗認知症薬は共通の副作用として、興奮、不穏、不眠、攻撃性、多動などの精神神経系の副作用も出現します。
 これは、脳内のアセチルコリンの量を動かしたりする作用などがあるためです。
 逆に、連鎖的に悪化することもあるので、十分に注意したいものです。

出典:『メマリー市販直後調査資料』第一三共、2011.6など


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