ケアカンファレンスのコツ
2012年01月27日 09:10
【Q】
カンファレンスが苦手です。突然意見を求められても、言葉に詰まってしまいます。
【A】
ケアカンファレンスで重要なことは、実際に日々の生活を支えて観察をし、状況を把握している介護職員の「生の声」です。お年寄り各個人の本当のニーズを理解しているのは、介護職員なのです。
そこでしっかりと意見を述べることができるように、日々五感を働かせた介護をし、具体的に「どんなことがあったのか」「どんな表情をしていたのか」そして「状況に対して、どんな言葉を発していたのか」を正確に伝えましょう。
実務担当者同士での情報の共有化・再検討がこの場での課題です。他の職種との連携を増すという意味もありますので、しっかりと伝えてください。
事実を正確に把握・理解そして発言するためには、介護記録などをしっかりとつけ、事項を踏まえ、自分が感じた・考えたことを具体的に自信をもって伝えてください。
出典:介護専門職の総合情報誌『おはよう21』2005年6月号、中央法規出版