加湿器の置き場所
2011年10月07日 09:15
【Q】
乾燥しがちな高齢者の居室。加湿器を置く場所によって効果を高めることは可能ですか?
【A】
睡眠前など、高齢者のいる場所(ベッドなど)が特定できる場合は、ベッド付近(風がある場合は風上)に置いて乾燥を防ぎます。
逆に人の位置が特定できない場合は、エアコンなどの風の通り道に置きましょう。置き方によってはエアコン側の負担が大きくなる(空気の流れが悪くなる)ので、吹き出し口に近づけすぎないように注意しましょう。
また、頻繁に結露する窓などの近くに加湿器を置くと、加湿器から出る水分が窓で結露してしまうので、結露しそうなところに置かないようにします。
加えて、ストーブの吹き出し口に置くと加湿器が壊れることがあり(吹き出し口が100度近くになることがあるため)、火災の原因にもなるので避けましょう(エアコンなどの吹き出し口の温度は40~50度ですが、近づけすぎないように注意しましょう)。
出典:介護専門職の総合情報誌『おはよう21』2007年1月号