改定「障害者自立支援法」 改正点のおさらい(4)
2011年09月15日 09:25
【Q】
ケアホームやグループホームでの生活はどうなるの?
【A】
障害者が地域で自立した生活を営めるように、ケアホーム(共同生活介護)やグループホーム(共同生活援助)が普及するようになってきましたが、所得によっては居住費の負担が困難といった支給対象者も出てきていたことから、これが助成の対象となりました。
また、重度の視覚障害者の移動支援に当たっては、従来は地域生活支援事業のなかで行われてきましたが、外出時に同行して移動に必要な情報提供を行い、移動の援助等の便宜を図る「同行援護」が加わりました。
なお、この事業は平成23年10月1日に実施される予定とされています。
出典:『速報 障害者自立支援法の改正』中央法規出版、2011年