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福祉マイスターへの道 毎日更新

マッサージとストレッチの違い

【Q】
 身体が疲れたなと感じると、マッサージを受けるようにしていますが、マッサージとストレッチの違いは何ですか?

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【A】
 マッサージとストレッチの大きな違いは、柔軟性が向上する(=可動域が広がる)かどうかです。
 マッサージは外部から力を加え、身体を押したりもんだりしながら筋肉をほぐし、血行を促進して疲労物質などを取り除きます。血液など体内の循環機能の改善や疲労回復に関しては、ストレッチとマッサージのどちらも効果は期待できます。しかし、マッサージで筋肉をほぐしても一時的に楽になったり血行などが促進されるだけで、しばらくするとまたもとの身体に戻ってしまいます。
 対してストレッチは、筋肉を伸縮させて可動域を広げたい関節などを伸ばしていくので、筋肉がほぐれると同時に可動域が広がり、柔軟性を向上させることができるのです。
 しかし、あまりに硬くなってしまった関節周辺の筋肉は、自分だけで動かすことが難しい場合もあります。そういう時には、押す•引く・ねじる・回る・ゆするなど、外部からの刺激が必要なこともあるので、最終的には個人の好みで選びましょう。
 どちらにしても、普段からストレッチをして筋肉を動かす習慣をつけておくことをおすすめします。

出典:かつもとあき『こころとからだをいやすケアストレッチ』中央法規出版、2011年


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