ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> 毎日更新 福祉マイスターへの道
福祉マイスターへの道 毎日更新

「質問力」の磨き方(4)

【Q】
 利用者や家族から的確に情報を得るために「質問をする力」を高めたいと思っています。どのようなトレーニングをすればよいでしょうか?

続きを読む

【A】
 対人援助職者にとって「質問をする力(質問力)」を身につけることは、仕事の質を高めていく上で欠かすことができない要素です。
 質問力に磨きをかける第4の方法は「3つの手法を学び、活かす」ことです。3つの手法とは、スーパービジョン、カウンセリング、コーチングです。それぞれ、専門的な技術を要する高度な手法ですが、そこから面接等で活かせる質問力を磨くことができます。

(1)スーパービジョンの手法から学ぶ
 例「今でも○○さんを支えている利用者の印象的な言葉には、どのようなものがありますか?」
 例「妻の意向をどの段階で把握しておけばよかったと思われますか?」
(2)カウンセリングの手法から学ぶ
 例「○○さんの家族は『ダメな人』ばかりなのですか?」
 例「どういうときに家族がバカにしていると感じられるのですか?」
(3)コーチングの手法から学ぶ
 例「なるほど、おもしろい視点ですね。どこから発想しましたか?」
 例「自宅での生活を送るために必要な介護サービスや家族のお手伝い、ご自分でできることは何ですか?」

出典:高室成幸著『ケアマネジャーの質問力』中央法規出版、2009年


ページトップへ
文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books