生活単位と介護単位
2011年03月22日 09:10
【Q】
高齢者福祉施設でのケアの考え方について、生活単位と介護単位について教えてください。
【A】
「生活単位」とは、入居者が暮らす生活の人数(定員)を単位として考えることを指します。入居者が生活しやすい人数として、法令では「概ね10人以下、10人を超えるものはユニット総数の半数以下」と定められています。
対して「介護単位」とは、介護職員が受けもつ入居者の範囲です。受けもつ職員の人数を検討する際は、職員比率や看・介護比率、常勤換算などの意味を理解し、1か月のユニットあたりの労働時間(サービス提供量)を的確に把握しましょう。
出典:秋葉都子編著『ユニットケアで暮らしをつくる』中央法規出版、2011年