24時間シートとは(2)
2011年03月24日 09:20
【Q】
24時間シートと、これまで介護が行ってきたことの違いについて教えてください。
【A】
24時間シートの位置づけは、これまで介護が行ってきたアセスメントと同じです。これまでのアセスメントと異なるのは、24時間の時間の流れに沿って入居者の暮らしの情報を得て、それをもとに暮らし全体を通したアセスメントをする点です。
また24時間シートは、1枚の紙の中で暮らしのアセスメント機能に加えて、ケアプランの施設サービス計画第2表に該当する内容との連動性がある仕組みにもなっているので、情報の集約化にもなります。
一連の基本的な流れとしては、情報の収集→シートへの記入→記入後の内容の確認→活用→モニタリング→評価→更新という流れのなかで、作成・更新の繰り返しが行われます。
出典:秋葉都子編著『ユニットケアで暮らしをつくる』中央法規出版、2011年