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福祉マイスターへの道 毎日更新

アルコール性認知症

【Q】
 アルコールを摂取しすぎると認知症になると聞きましたが、本当ですか?

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【A】
 長年にわたるアルコールの摂取が認知障害(アルコール性認知症)を起こすことはよく知られています。全国の専門治療施設で入院治療を受けているアルコール依存者にみられる認知機能障害の割合は非常に高く、60歳以上の依存者の40%にもの忘れ以上の認知機能障害を認めたという報告もあります。
 アルコール依存者は長期にわたる不摂生状態により、栄養障害、脳血管障害、肝硬変、糖尿病などを起こしているため、最近ではアルコール関連疾患といわれます。アルコール依存の生活を断ち、それぞれの合併疾患の治療によって軽快することが可能です。

出典:長谷川和夫『わかりやすい 認知症の医学知識』中央法規、2011年


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