ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> 毎日更新 福祉マイスターへの道
福祉マイスターへの道 毎日更新

ケアマネジャーと医師との連携(3) 困難事例を作りださないために

【Q】
 ケアマネジャーの視点や態度が「困難事例」を作り出すこともあると言われます。どのようなことに注意すれば、“困難”にすることを防げるのでしょうか?

続きを読む

【A】
 病気の予後、リハビリの到達点――。経験を積めば積むほど、ケアマネジャーには利用者の未来が見えてきます。しかし、利用者や家族は自分たちの将来像を明確に描くことはできません。課題を解決するための手立ての知識もケアマネジャーと比べれば少なくて当たり前です。しかし、ケアマネジャー自身がこのような「情報の非対称性」を理解していないと、援助が空回りとなることもあります。たとえば、いろいろと予想できるケアマネジャーは将来は見越した手立てを情報提供しますが、本人・家族がそれに乗るとは限りません。そこでケアマネジャーは、「なかなか理解してくれない家族」と嘆き、伴走者から助言者へ、さらには強引に引っ張る指導者へと変身してしまうこともあります。求められるのは、あくまでも利用者の目線で情報サポートを行う「伴走者としてのケアマネ」です。

出典:月刊『ケアマネジャー』2009年9月号、中央法規出版


ページトップへ
文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books