ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> 毎日更新 福祉マイスターへの道
福祉マイスターへの道 毎日更新

ケアマネジャーと医師との連携(3)

【Q】
 医療との連携が苦手です。必要性は承知しているのですが、どうしても腰が引けて……。どのようなところに注意すれば、スムーズにいくのでしょうか?

続きを読む

【A】
 ロールプレイなどでシミュレーションを行っても、初めての連絡は緊張するものです。最初の連絡では、以下のようなところに注意を払いましょう。なお、医師への連絡が必要かどうかはケースによっても異なりますが、訪問はしなくても、ケアプランと手紙を郵送しておくケアマネジャーも少なくありません。こうしておくと、直接に連絡が必要となった場合にスムーズにいくこともあります。

1、FAXあるいは電話で連絡
 まずFAXか電話で面会したい旨を伝え(電話の場合、診療時間が終わる少し前、午後の診療が始まる少し前など、電話をとりやすい時間帯にする)、都合のよい時間にあわせて訪問する。
2、ケアプラン・経過報告書を持参
 訪問目的によっても変わるが、ケアプランと現状と経過をまとめたものの2点が持参する書類の基本となる。なお、医師が患者についての情報を知らせるには、利用者(患者)の同意が必要となる。同意書を用意しておけば、医師も説明しやすくなる。
3、伝えることとと今後の連絡方法
 最初では、ケアマネジャーの役割とどう支援しているかの説明となることが多い。また、次からの連絡方法を決めておくことも重要だ。FAXから電話か、その時間帯などを相手の医師の都合にあわせておくと連絡がとりやすくなる。

出典:「集中セミナー 医師との連携」月刊『ケアマネジャー』2007年6月号、44~47頁、中央法規出版


ページトップへ
文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books