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福祉マイスターへの道 毎日更新

病院の入院・退院時

【Q】
 例えば、担当ケースの引き継ぎ時に、新しいケアマネジャーに伝えたはずの情報が理解されていないことがあります。引き継ぎでは、どのようなところに注意すればいいのでしょうか?

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【A】
 利用者の入退院、退院時に契約する新規ケースなどが、病院との引き継ぎが生じる主な場面です。情報の質が問われることもあり、以下のようなところに注意を払いましょう。

●入院時
・担当ケアマネジャーであることを伝え、ケアマネジャーへの理解があいまいな場合は、その説明もあわせて行う
・在宅介護で特に気をつけていることを伝える
・退院時のサービス調整にかかるおおよその時間を伝え、退院予定は時間の余裕をもって伝えてほしいと伝える
・ケースの簡単な支援経過を作り、渡す
・早期に病院を訪問し、状況を確認する

●退院時
・入院中の経過、現在の身体状況、入院時との変化の有無とその内容、注意時高齢者などを、極力、情報提供書や看護サマリーなど書面でもらう
・リハビリ実施中の場合、見学させてもらう。また、PT、OT、STなどに面談を依頼し、退院後のリハビリについて意見を聞く
・在宅生活に移行するにあたっての医療系サービスに関する意見、環境整備に関する意見(福祉用具や住宅改修)を各専門職から聞く

出典:月刊『ケアマネジャー』2007年10月号


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